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四日市本町通り商店街のコミュニティレストラン「こらぼ屋」は、アマチュアシェフが寄り集まって運営する話題のお店。お勧めメニューは何といっても、日替わりシェフが調理する限定ランチだ。腕を振るった自慢の料理ばかりで、和洋中華・スペイン・インド料理などバラエティーに富んでおいしいと評判。このため商店街に新たな集客力を呼び起こして完売日の連続となっており、中心市街地の活性化に一役買っている。まだオープンして8カ月だが、「民営のコミュニティセンターとしても十分やっていける、自立のメドがついた」と関係者は自信を深めており、市民活動の新たな拠点づくりの手法としても期待を集めている。
こらぼ屋は昨年11月、四日市市の「まちなか空店舗新規出店補助金」の第1号認定を受けて開店。元調理師の海山裕之さん(46)がチーフコーディネーターとなり、当初のメンバーはアマチュアシェフ7人。空店舗が目立つ中心市街地の活性化とともに、NPOや市民活動の新たな活動拠点づくりの実験的な試みとして開始した。またコミュニティビジネスの一形態として、アマチュアシェフが独立・開店するのを支援することも狙いとした。
このためランチメニューは各シェフが自主的に決定。得意な料理をメーンにイタリア・韓国・スリランカ・ネパール・バリ風料理など色とりどり。毎日限定20食で、シェフとメニューも変わることからお客の興味もそそり、一風変わったランチとして人気上々だ。
4月からは運営組織をNPO「コミレスネット」に改めた。海山さんが代表となり、スタッフが数人、シェフも30数人に増えた。主婦やOLを中心に全員がアマチュアシェフだが、「おいしい料理を多くの人に食べてもらいたい」と情熱いっぱいだ。
光熱費や家賃など、お店の運営費は売り上げの3割を充てている。材料を用意するなど準備は全て担当シェフが行い、自分の取り分は残りの7割だ。市民活動としては『適度な利益』を生むまでになっている。
また6月にはアマチュアシェフのうち1人が韓国家庭料理店を津市内でオープンさせた。開業支援の第1号店だ。空店舗を活用した民営のコミュニティセンター的な活動をやってみたい人も、10数人相談に訪れている。海山代表は「今後ますますこのようなコミュニティビジネスのネットワークを広げていきたい」と意欲を燃やしている。
こらぼ屋の営業時間は午前11時〜午後6時。第3日曜日が定休。日替わりランチは800円。四日市市本町6−2。電話0593(57)5657。
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