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「第6回大師の里・彦左衛門のあじさいまつり」が6月16日、多気郡勢和村の「丹生大師の里」で盛大に繰り広げられる。この祭りは、多気郡勢和村の住民グループ「ほてい倶楽部」(高橋幸照会長)や「あじさい倶楽部」(山口いさ子代表)などが8年前から取り組んでいる「あじさい1万本運動」や休耕田を活用したビオトープづくりが結実したもので、恒例の「たちばい用水ボート下り」「田んぼのコンサート」「寸劇・おいらの村に水がきた」などユニークなイベントに加え、水を張った田んぼの中で行う綱引きも今年新たに加わり、一層楽しい催しになりそうだ。
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祭りは、丹生大師近くの大師の里で午前9時から始まり、みこし、お茶会、ます釣り、アイガモ放鳥、若者バンド、アジサイの小道クイズラリー、缶つぶし大会、浮き舟流し、ストラックアウトとダーツ、ウナギつかみ、もちなげ、アジサイコンテスト、アジサイ押し花体験など参加型のイベントが盛り沢山に繰り広げられる。
このほか団子、五平餅、カレーライス、焼き鳥、串カツ、ピザ、薬草茶などの出店も多数並ぶ。昨年は1万人以上の参加者があり、駐車場は国道42号から丹生大師の行く途中に臨時駐車場が設置され、無料のシャトルバスが会場まで送迎する。
ボート下りが行われる立梅用水は、同村地士・西村彦左衛門などが創設を発起、紀州藩の直属工事で1823年に完成した。その後、何度も改修が加えられ、現在は飯南町のリバーサイド茶倉横の立梅井堰から取水、勢和村内約20`bを流れ、田畑を潤している。用水の幅は、平均1・5bから2b前後。ボート下りは、中学生ボランティアが船頭役を務め、大師の里周辺の250を下る。途中には長さ約70bの素掘りのトンネルもあり、スリル満点。また、今年初お目見えの「彦左衛門・田んぼの綱引き大会」は、1チーム6人で争われ、優勝者には米3俵、2位には2俵、3位には1俵の副賞がついている。
「あじさい1万本運動」は、同村の「ふるさと水と土保全活動」「地域用水機能増進活動」として、平成6年に開始。村内丹生地区のボランティア「あじさい倶楽部」(約40人)や小学生が、挿し木で増やしたアジサイの苗を、同村丹生の大師の里や立梅(たちばい)用水沿いに植え、平成13年に1万本を達成した。活動はその後も、どんどん広がり、村中の小学生やボランティアなどが三世代交流施設「ゆとりの丘」の周辺や立梅用水沿い約20`bに植える活動が着々と進んでいる。今年のアジサイの花は、例年より1週間ほど早い5月初めごろから咲き始め、祭りの開かれる16日にはちょうど見ごろを迎える見込み。
「ほてい倶楽部」が取り組んでいるビオトープづくりは、同村丹生の大師の里内にある休耕田で、平成7年から開始。荒れていた田んぼを復元し、ホテイアオイやハスを植え、メダカを放流した。その後、池では食物連鎖が活発に行われ、オタマジャクシやタニシ、トンボのヤゴなど50種類以上の貴重な水性生物が見られるようになったという。
問い合わせは勢和村観光協会事務局内・あじさいまつり実行委員会=電話059(49)4516=まで。
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