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豊かな土壌と気候に恵まれた鈴鹿山麓、茶屋の上で菰野茶の製茶作業が最盛期をむかえている。その歴史は古く、菰野藩の土方公が茶栽培を奨励し江戸の諸公に献上したのがはじまり。それから約二百数十年を経た今も、煎茶や玉露などの菰野茶が愛飲されている。
昭和51年に竣工したこもの茶生産センターでの一シーズンの製茶量は約20d。代表の小林弘さん(72)は有機肥料による茶栽培を行い、農林水産祭参加の茶品評会で農林大臣賞を受賞するなどその品質は折り紙つきだ。「今年は気候が温かいので一番茶の収穫が例年より1週間ほど早め。今は機械刈りなので効率的ですが、後継者が減っているのが現状。菰野茶を通して地場の良さを知ってほしい」と語る。
刈り取った茶葉は酵素の働きを止めるため速やかに蒸し工程へ移される。次に葉の色を落とさないため冷却させ、揉みながら乾燥。茶葉を針状に調える精揉機を経たあとは水分が五%ほどになるまで乾燥させたのちに袋詰めして出荷。
商品は新茶100c1000円でこもの茶生産センター隣接の小林建設(株)お茶部、道の駅菰野ふるさと館で販売中。小林建設(株)お茶部=電話0593(93)3332。道の駅菰野ふるさと館=電話0593(94)0116
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