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三重県内で養護学校と大学の研究者、NPO市民グループの三者が協力して、インターネット(Web)を通した人的ネットワークの拡充を目指した活動を、『夢・ひろがりネットワーク』づくりとして進めている。知的障害を持つ人とその保護者、さらには福祉施設に働く人の参加を得ながら、外部への情報発信・交流を進めるための各施設単位のホームページを一緒になって作っていくのが当面の活動。25日には玉城町宮古の県立養護学校玉城わかば学園で、南勢地区を対象とした第1回ホームページ作成講座を開く。主催する3団体はノートパソコンなども用意して準備も万全だ。このような福祉現場と大学研究者、市民グループが一体となった、Webを介したネットワークづくりは全国的にも珍しく注目を集めている。
この3団体は玉城わかば学園と、十数年前から教員・市民らを対象にパソコン講座などを開き情報ネットワークによるまちづくり支援を行っている三重大学教育学部附属教育実践総合センター(田中啓勝センター長)、それと四日市を中心にまちづくりネットワークの支援活動をしているNPOセラフィック(稲岡張実代表)。
それぞれの団体は、人と人とのつながりや、Webを通したまちづくり支援などを重視した活動や職務を進めている。その中で、知的障害を持つ人たちの現況が、外部との交流ばかりか相互交流も非常に困難であることを知り、人的ネットワークを広げるための今回の活動を一体となって起こすことになった。
活動に当たっては、マルチメディア教育の促進などを狙いに、マイクロソフト社の寄付金などで設立された「21世紀未来基金」の事業採択も受けた。その補助金でノートパソコン10台や三重大の教育実践総合センター内にサーバーを構築。同センターでは下村勉教授が中心となり、短い時間でホームページを作成するためのプランを練るなど諸準備を整えてきている。
玉城わかば学園では伊藤真二教諭が中心となり、南勢の授産施設など24施設にホームページ作成講座の参加呼びかけを行っている。当日は学園のパソコンも含めて約30台を用意、1施設1台のパソコンを使う。パソコンに習熟した大学院生やセラフィックのメンバーら約15人が一緒になってホームページを作ることにしている。
講座の開催時間は午前10時〜午後3時。2回目は6月8日に同所、同時刻で開催する。それ以後も順次、対象地域を拡大して回を重ねネットワークを広げていく予定。問い合わせは玉城わかば学園・伊藤教諭=0596(58)2716=まで。
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