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伊賀町御代の橋本酒造場は、明治20年に初代の橋本見之助さんが創業。現在はひ孫にあたる勝誠さん(40)が社長兼杜氏として、家族で酒造りを行っている。
代表銘柄は、御代の地名からとった「御代司」だったが、現在の主流は「俳聖芭蕉」になっている。御代司は地域の銘柄として上撰酒の名前に使われている。できた酒の90%は伊賀方面に向け出荷されている。
使っている酒米は、吟醸系は、こうじ米と掛米ともに全量を伊賀の山田錦。それ以外のものには、富山の五百万石なども使っている。仕込みに使う水は、15年程前から倉の南方3`ほどに湧き出す滝川の伏流水を、井戸を掘り汲み出し運んで使っている。
できあがる酒の特徴は、軟水を使うためやわらかくきれいで、やや甘口のものに。勝誠さんのおすすめは純米吟醸で「若い人にも試してほしい」という。また、吟醸酒は毎年600`の仕込みで一回しか造らないため限定物になっている。
勝誠さんは「こうじ菌や酵母が順調に生育するように、衛生面と温度管理をしっかりしています。人任せにせず、米洗いから出荷まで、自分が100%携わっているので、丁寧に育てた酒という事を大切にしていきたい」と話す。
俳聖芭蕉(大吟醸720_g2500円、純米吟醸720_g1450円、吟醸720_g1400円、特別純米酒1・8g2136円)
阿山郡伊賀町御代1116=電話とファクス0595(45)3014。4月から10月は要予約でまちかど博物館として見学ができる。
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