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Home > ローカルみえバックナンバー > 2002.4.11 > 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

今月から野外リハビリも
県下のサービス事業者、多様なサービス展開中
津の居宅支援システム実践


津の居宅支援システム実践

 介護保険制度がスターとして三年目を迎えた。三重県下では居宅介護のサービス事業者が三百三十三施設(三月一日現在)を数えており、社会全体で要介護者を支えるための態勢が整ってきている。サービスの内容も訪問介護・看護、訪問入浴介護、通所介護、通所リハビリテーション、短期入所生活介護、痴呆対応型共同生活介護など多様だ。しかし、当の高齢者は、また元気な生活ができることを願って介護を受けているものの、心身状況は「現状維持が精一杯」(介護サービス事業者)。大概は悪化しているという。加齢が進むのだから当然ともいえるが、「可能な限り悪化傾向に歯止めをかけたい」と、四月から野外リハビリテーションを本格的に始めた事業者がいる。部屋に閉じこもった環境から心も体も開放、自然環境の中でリフレッシュしながら意欲を持たせてリハビリを取り組ませている。
 この事業者は、津市内に本部を置くNPO法人・居宅支援システム実践(久米宏毅理事長)。中勢地域を中心に介護保険利用者約二百三十人の訪問介護・看護活動を日常的に行っている。看護婦、介護員は常勤・非常勤を合わせて六十三人。

津の居宅支援システム実践

 野外リハビリテーションは、居宅暮らしの高齢者に苦痛を伴う訓練ではなく、野外で楽しみを持って取り組むことができるよう企画。仲間とおしゃべりしながら、自然や園芸、邦楽や芸能などに直接触れることができるような環境でリハビリを行うことにした。
 実施日は毎週二回。時間は午前十時から午後一時まで。四月四日からスタートして九月いっぱいまでで合計五十回行う。野外リハビリの恒常的な取り組みは県下の介護サービス事業者では初めての取り組み。
 リフト車などで送迎しながら、今月は関町の観音山公園、君が野ダム、青山高原、阿漕が浦などを訪れる予定。花見をしたり琴を弾くなど青空の下、自然を満喫する。
 もちろん介護員が付き添い安全第一で実施。ボランティアも加わって幼稚園なども訪問し、子どもたちとの交流会も組んでいる。
  また、野外リハビリテーションに合わせて、自然を活かしたリハビリテーションの場の紹介冊子「自然と生きる」も発行した。中勢地域を中心に二十七カ所の自然施設を写真付きで紹介している。
 久米理事長は「お年寄りが今の時(人生)を楽しめるよう、また気持ちよくリハビリできるように企画・推進していきます」と話している。問い合わせは電話059(225)4320まで。



13、14日に「花桐祭」
津観音で骨董市や句会開催

花桐祭

 津市大門の活性化に尽力している「フェニックスおかみさんフォーラム」(伊串裕子代表)は、十三(土)、十四(日)の両日午前十時から午後四時まで、津観音境内で「花桐祭」を開催する。
 この祭りは、六年前に町おこしの一つとして、観音さんの境内に桐を植樹したことが始まりで、今回で三回目。
 当日は境内で大骨董市を開催。桐の花や商店街のことを詠んだ俳句を披露する花桐句会も行う。また特製の花桐ジュース(両日限定で二百杯)のふるまいも予定している。どんな味かは当日のお楽しみ。
 期間中、同祭に協力して、大門大通り商店街とたて町商店街の菓子店(サンカドー、とらや、平治煎餅)や飲食店(翁、旬菜=十三日のみ)でも、まんじゅうやケーキ、弁当など花桐オリジナル商品を個々の店で販売、祭りを盛り上げる。
 「津の大門は観音さんの門前町。歴史ある界隈をみんなで盛り上げていきたい」と伊串代表は話している。



【ひと 人】
楽しみをテーマに活動
NPOすずかのぶどう事務局員
北村 倫子さん

北村 倫子さん

 NPOすずかのぶどうの事務局専従員として、白子駅前の市民交流スペース「ホットほっとサロン」で月曜から金曜まで勤務。主に、会報のぶどう通信の製作をしながら、IT講習関連の事務や講師などをこなしている。
 二年ほど前からは、地域での市民のネットワークづくりのためにパソコンを活用したいと、インターネットで、自身で集める鈴鹿の情報掲載と、交流スペースとして掲示板などを設置したサイト「ふくろうの森」を主催している。
 これらのベースになっているのは「同じ地域に住む人との交流を楽しみたい」という思い。そこから市民交流の場を提供したいと、五人の仲間と「パソコン交流会エンジョイPCライフ」を設立。これはインターネット上だけでなく会員が実際に会い、情報交換と交流を大切にするもの。現在、二十六日に開く初めての会に向け、精力的に活動中。
 「生活の中にパソコンを取り入れて楽しみたいという人たちのサポート体制を整えながら、楽しさを共有していきたい」と笑顔で話す。
鈴鹿市北江島町。五十一歳。



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