伊勢で全国手漉き和紙青年の集い
日本の文化を伝承へ
6月28、29日に開催
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全国の手漉き和紙に携わる青年が今年六月二十八、二十九の両日、伊勢市に集い、同市黒瀬町の市生涯学習センターや神宮会館で、「全国手漉和紙青年の集い」と「和紙の祭典」を開催する。お互いの技術交流と和紙文化の伝承などを目的に、和紙の生産地などで毎年開催しており、今年で二十八回目。県内では初の開催となる。県内唯一の本格的な和紙生産工場である伊勢市大世古一丁目の大豊和紙工業(中北喜得社長)が中心になり、伊勢市周辺の紙販売店などの協力を得ながら、準備を進めている。
全国手漉和紙青年の集いは、自分で漉いた和紙を持ち寄って発表するとともに、各地の手漉き和紙技術伝承活動の様子や和紙の原料、道具、技術、販路などについて情報交換。和紙生産の問題解消など今後の生産活動に役立てる。
また、神宮のお膝元として浅沓、烏帽子、お神札、表装、提灯など地元の和紙を中心とする伝統工芸品を展示し、全国の和紙関係者に披露。その後、大豊和紙工業の手漉き和紙や機械漉きの工程を見学、伊勢和紙の特色などを学ぶ。昨年は新潟県の小国町と高柳町で開かれ、約百五十人が参加した。
「和紙の祭典」は、一般の人を対象に市生涯学習センターで開催。手漉き和紙青年の集いに持ち寄った和紙とともに、伊勢地方の和紙工芸品も展示。また、手漉き和紙をパネルで分かりやすく解説。和紙製品の販売や和紙小物作り体験も計画している。参加無料。さらに、伊勢神宮の博物館「神宮徴古館」やおかげ横丁などでも、和紙にちなんだ催しを検討している。
大豊和紙工業は、伊勢神宮のお札やお守り、暦などに使う和紙を生産している企業。工場内には伊勢まちかど資料館があり、無料で和紙の資料や製造工具などが見学できる。
集いの開催に熱心に取り組んでいる大豊和紙工業の中北社長(44)は、「伊勢は全国から人が集まるところ。京都にも匹敵する伝統文化があり、和紙工芸も栄えてきました。それを全国の和紙業者に見てもらいたい。さらに、和紙関係者の内輪話にとどまらず、一般の人がたくさん来ていただき、和紙に興味をもってもらいたいと和紙の祭典を計画しました」と話している。
また、伊勢地方でも紙の原料になる雁皮(がんぴ)が自生していて、「雁皮を採ってきて小遣い稼ぎをした」という話が聞かれるが、大豊和紙工業では雁皮を原料に使っていないことから、詳しい情報の提供を呼び掛けている。
問い合わせは大豊和紙工業内、全国手漉和紙青年の集い伊勢2002実行委員会=電話0596(28)2359=まで。伊勢和紙については同社ホームページhttp://isewashi.co.jp/で。
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【4月から紙面を刷新
ローカル三重】
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「ローカル三重」は、三重県下の地域情報紙として親しんでもらうため、『ローカルみえ』の題字に変え、現在の紙面に改めて四年が経過しました。しかし、まだまだ読者の皆さんの要望に十分応える紙面となっていません。このため四月からは、これまで以上に身近なローカルニュース、地域情報を掲載するため新紙面として刷新していきます。
新紙面では、全般的に地域情報を主体に編集していきます。地域の経済ニュースや文化・ボランティア活動などをどしどし取り上げていきます。新企画として「地場産品の紹介」「地域の朝市紹介」「温泉紹介」なども新設していきます。
生活情報については第一週に発行しています「さんさん」で集中的に取り上げていきます。ご期待ください。
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【ひと 人】
“鳥”になって大空へ
ハングライダーインストラクター
鈴木 樹子さん
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「トンビと視線を交わしながら、はるか上空を旋回するんです。『何だ、あのでっかい鳥は…』なんて胡散臭そうにこっちを見てるんですよ」
東京都出身。知り合いに勧められハンググライダーを始めたのは二十四歳のとき。地面から足が離れ、フワリと宙に浮いたときの感動はいまでも忘れられないという。
一人前の“鳥”になりたいため、休日はすべてハンググライダーの練習に費やし、神奈川の丹沢や茨城の筑波山へと足を運んだ。「要はバランス感覚です。あとは経験。飛ぶのに特別な体力は必要としません」。
北勢町出身の夫、博司さんは日本を代表するハンググライダーのトップパイロットであり、三重ハンググライディングスクール「バーズ・アイ・ビュー」の主宰者。樹子さんはインストラクターの一人として夫を支える。その技量は、平成八年に出場した競技会で男子選手を差し置いて、優勝をさらっていったほど。
「フライトは思う存分楽しみました。今はそのときの感動を他人に教えてあげたい気持ちが強い。ぜひ、大空を舞ってみませんか」 桑名市在住。三十八歳。
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