【三重の地酒探訪】
山廃仕込みで濃醇に
川越町「早川酒造部」
「天一・天慶」
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川越町高松の合資会社早川酒造部(早川圭介代表社員)は、明治六年に初代・早川半三郎さんが、四日市市天ヶ須賀一丁目に創業。その後、三つの蔵に別れ、大正期に現在の場所に移った。
代表銘柄「天一」の由来は、創業当時の会社の所在地名と「天下一品」から。
酒は、鈴鹿山系の朝明川の伏流水に、伊賀の山田錦を中心とした五百万石や福の花などの酒造好適米を用いて、岩手の南部杜氏が仕込んでいる。製品は主に北勢地方に出荷している。
酒の特徴は、やや甘口でふくらみのある濃厚なタイプの酒質で、味わい深いもの。その中でも早川さんのおすすめは、さっぱりとしながらコクがあり、飲み飽きのしない吟醸「天慶」という。また、酒造期にはしぼりたてにごり酒を販売している。
二年ほど前からは、造りに山廃仕込みを取り入れ、手づくりで高品質、より濃醇な味を目指している。現在は本醸造酒の上撰「天一」だけだが、今後、他の銘柄にも取り入れていく予定。
吟醸「天慶」七百二十_g千五百円、原酒「天一」一・八g二千百円、純米「天一」七百二十_g千円、上撰「天一」一・八g千八百円。
三重郡川越町高松八二九=電話とファクス0593(65)0038。
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特別展「春-歌会始御題に寄せて-」
伊勢市・神宮美術館
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伊勢市神田久志本町の式年遷宮記念神宮美術館(小倉忠夫館長)は四月七日まで、特別展「春−歌会始御題に寄せて−」を開催してる。
今年の歌会始の御題「春」を主題とし、現在活躍中の作家、同美術館献納者の作品を中心に三十七点を展示する。主な展示作品は中路融人の「桜と島」(日本画・個人蔵)、加藤東一の「伝承」(日本画・愛知県立美術館蔵)、須田国太郎の「城南の春」(洋画・京都国立近代美術館蔵)、松田権六の「螺鈿桜文椀」(工芸・東京国立近代美術館蔵)など。
開館時間は午前九時から午後四時半。毎週月曜日は休館。観覧料は大人七百円、高大生四百円、小中生三百円。問い合わせは同館=電話0596(22)5533=まで。
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県酒造組合が新酒品評会
22日に津市・プラザ洞津で
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三重県酒造組合連合会は三月二十二日(金)、津市新町のプラザ洞津で、「第三十二回三重県新酒品評会一般きき酒会」を開く。入場無料。
当日は県下四十八の酒造メーカーから、吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒、本醸造酒、普通酒あわせて二百点の新酒が出品される。あわせて会場では、十一日に行なわれた新酒品評会の上位入賞酒も発表される。
時間は午後三時から六時(受付は五時三十分で終了)。二十歳以上であれば誰でも参加できるが、きき酒のマナーを守って欲しいという。また、公共交通機関を利用したい。
問い合わせは三重県酒造組合連合会=電話059(226)2297=担当利根さんまで。
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身障者通所授産施設「風早の郷」誕生
久居市戸木町に4月開設
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社会福祉法人・正寿会(伊藤重行理事長)が、久居市戸木町の山間に建設していた身体障害者通所授産施設「風早の郷」が完成、四月から開設する。
施設では久居市周辺の身体障害者を対象に、雇用の場を提供しながら、職能開発や生活指導を行い、社会自立を促していく。既に電機部品、車部品の組み立て軽作業などを受注している。また独自に園芸ビニールハウスを設置し花木や農作物の栽培も行う。焼杉を使った木工品、伊賀組紐のキーホルダー作りもする。
定員は三十人。十八歳以上の身体障害者手帳を持つ人が対象。送迎バス三台も備える。建物は鉄骨平屋建て六百九十平方b。天井を高くして採光も多くした明るい作業室は、約七百平方メートルと広々している。施設の周囲は木々に覆われており自然環境も抜群。問い合わせは電話059(254)4600まで。
【写真は完成した身障者通所授産施設「風早の郷」】
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