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Home > ローカルみえバックナンバー > 2002.3.14 > 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

【味めぐり】
花見と土産に人気
伊勢の「野むら製菓舗」
みつだんご


伊勢市吹上二丁目の「野むら製菓舗」(野村修一代表)は、近鉄沿線の細い路地を入ったところにある小さな和菓子店だが、ここの「みつだんご」(一本八十円)が伊勢の土産物として密かな人気を集めている。
 団子は、しょう油で食べるのが一般的だが、伊勢地方ではなぜか、甘い黒蜜を付けて食べる方が多い。このため伊勢地方以外ではあまり見られない「みつだんご」を、つかいものすると喜ばれるという。
 「みつだんご」の作り方は、米をふかした後、潰してうすでつき、丸めて四個ずつ串刺しにする。黒蜜は、原料の糖蜜に氷蜜を加えて甘さを調整、葛でとろみを付ける。
 同店は先代の幸次郎さんが卸専門の菓子店として昭和二十三年に創業。人気の「みつだんご」は昭和四十年ごろから作り始め、昭和六十二年から小売りも行うようになっている。
 菓子を作っているのは、二代目の修一さん(63)と四日市の平和堂で五年間修行した三代目の幸久さん(35)。焼きたてを食べたい人には、注文を受けてからから焼いており、五本から十本程度なら数分で焼き上がるという。量が多い場合は予約すると便利。
 同店では、三色団子(百円)と桜餅(百二十円)も作っており、ひな祭りやお彼岸、梅や桜が咲く今のシーズンが一番忙しい。このほか小倉まんじゅう(八十円)、最中(百二十円)など約二十種類の和菓子と赤飯、切り餅なども人気が高い。
 修一さんは「店が狭いのでお客さんが入りきれない時があります。早く店を改修したい」と張り切っている。
 営業時間は午前八時から午後七時。定休日は日曜だが三、四、五月は休まず営業している。問い合わせは同店=電話0596(28)4077=まで。



【気になるお店】
店内は紙の《万華鏡》
自分なりの紙との遊びの場に
伊勢の「ペーパープラザ伊勢」

 ドアをあけると上質紙、レザック紙、コート紙、和紙、といった様々な紙が一斉に出迎えてくれる紙専門店。ペーパープラザ伊勢(村木晃社長)。伊勢市本町下宮前、紙卸会社伊勢紙業が昨年八月、駐車場であったスペースを利用して建てた同店にはあらゆる種類の紙が並ぶ。
 パソコン普及率の増加に伴い、個人が自宅でパソコンを駆使して手軽にオリジナリティーのある物を作れる時代。以前から一般の人にももっと紙を利用してほしいと思っていた村木さんが今こそペーパーショップの出番と自社の業種を生かして誕生させたのが同店だ。店に並ぶ数え切れないほどの紙は自社にある物を使途に合わせた各サイズにカットし、大きさ、色名をわかりやすく記した表をつけ展示。大型店ほどの安価ではないが、リーズナブルな価格で提供している。何といっても、色上質だけでも厚さ、色によって約千二百種類ある紙が全て揃っているように、紙の種類の豊富さと、どんな大きさにでも対処できる、というのが同店の強みだ。
 「同じ白系統の紙を買うのでも、少ない中から選ぶのと、多くの中から選ぶのでは違います。紙にも引き立てる役目の物もあるのです。たくさんある中からゆっくり選んでほしい。でも、本当は、店内にパソコン等も置き、訪れた人が自分なりの紙との遊びの場を作れる様な店にしたいんですが‥。」と村木さんは言う。
 又、同店では買い求めた紙でのカラーコピー機も設置しているが、このコピー、レザック等、普通のカラーコピー機ではできない質の紙(一部)へのコピーも可能というすぐれもの。もちろん紙は一枚以上何枚からでも購入OK。紙の他、シール、クリスタルバッグ、袋、箱等、紙に関連した商品も豊富に取り揃えている。たくさんありすぎて迷ってしまいそうだが、その中から探し出すのも楽しい。是非一度足を運んでみては。営業時間は午前十時から午後六時まで。日祭日は休み。伊勢市本町12−13。電話0596(28)7275。



神宮のPRマン「御師」を紹介
伊勢で特別展とシンポ

 伊勢市岡本三丁目の伊勢市立郷土資料館は三月三十一日まで、第十三回特別展「伊勢の町と御師(おんし)」を開催、これを記念して同二十三日から二十五日にかけてシンポジウム「伊勢の町と御師〜伊勢参宮を支えた力〜」を催す。
 御師は、神宮の御札を全国の檀家に配って参宮を進め、宿泊などの世話をしていた人たちで、宇治(内宮)と山田(外宮)とで約九百件あったが、明治政府によって明治四年に廃止された。
 特別展では、山田街之図、大々神楽額、檀家帳、伊勢暦、御師膳の食器などが展示されており、入場料は大人百円、小中高生八十円。開館時間午前九時から午後四時。
 シンポジウムは同市神田久志本町の皇學館大學記念講堂で開催。全国の御師研究の専門家が集い、九つのテーマ研究発表と公開シンポジウム、伝統芸能披露などのほか、神宮開館でのレセプションや各御師邸跡、旧林崎文庫、慶光院跡などの見学会などが催される。
 シンポジウムの参加申し込みは二十日までに伊勢市神田久志本町1704、皇學館大學史料編纂所へハガキかファクス、Eメールで。問い合わせは同所=電話0596(22)6462=まで。



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