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Home > ローカルみえバックナンバー > 2002.2.28 > 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

【味めぐり】
こだわりを持った街道の銘菓
四日市の「金城軒」
太白永餅


四日市の「金城軒」

 JR四日市駅を降りて北へ徒歩三分ほど、商店街の一角(踏切の傍)に店を構える「太白永餅 金城軒」。慶応四年(一八六八)の創業以来、作り続けている銘菓「太白永餅」は、古くから東海道を行き交う旅人に愛され続けてきた逸品。
 つぶ餡がうっすらと浮かび、食欲をそそる焦げ目がついた細長い餅は、ほどよい甘さで添加物はいっさい使っていない。硬くなったら火にあぶったり、揚げたりしても美味しくいただける。
 餅を細長く延ばしたいわゆる永餅は、三重・北勢地域特有の餅菓子。その中でも太白永餅は、原料と製造法にこだわりを見せる。
 餅は、国内産餅米だけを使用し、餅を延ばしたり、焼いたりするのは手作業。そのときできる表面の凸凹が独特の焦げ目になる。餡は北海道産小豆をじっくりと炊いて、あっさりした甘さに仕上げる。

四日市の「金城軒」

 昨年末にホームページを開設して永餅を販売し始めた。東京からも注文が来るなど好評とのこと。「うちの商品は太白永餅の一種類だけ。だからこそこだわりを持たないと」と専務の田中敏夫さん(51)。
 一個八十円。各種箱詰めは、九個入の八百円(税別)から。不定休。営業時間は午前八時三十分〜午後七時。四日市市本町六―七、電話0593(52)2463

 



【お店拝見】
四季折々の素材で作る料理
伊勢の「キャトルセゾン」

伊勢の「キャトルセゾン」

 「又すぐ来たくなる」。アイボリーの外壁のしゃれた洋風レストラン「キャトルセゾン」(伊勢市旭町、中村賢二オーナー)から出てきた人のほとんどが満足げな表情でこう言う。
 鳥羽国際ホテル副料理長、合歓の郷総料理長、小樽のホテル総料理長を務めた中村さんが昨年一月、念願の自分の店を完成させた。何百人という客に出す料理の流れをスムーズにするための司令塔という立場の大舞台から、全てを一人でこなす自分だけの厨房にと舞台を変えて、以前同様多忙な毎日をおくっている。
 店名のセゾン(四季)のごとく、四季折々の素材でつくる心のこもった料理のおいしさは味わってみて納得。味、演出された盛り付け、どこにもオーナーの気配りが感じられる。女性に人気の週変わりランチメニュー(九八〇円)をはじめ、家族や気の合った仲間とくつろぎながら味わえるディナーも四千円を中心に、三千円、五千円、六千円‥と予算に合わせたメニューにしてくれるのが嬉しい。
 「皆さんに愛される店づくりをしていきたい」と中村さん。他にもパスタ、カレー、魚料理などメニューも豊富。タイ風カレー八百円、牛舌シチュー千二百円、魚介マルセイユスープ千二百円、シーフードスパゲティー八百円。
 営業時間は午前十一時三十分〜午後二時、午後三時〜同九時三十分。定休日は木曜、第三水曜日。八台収容の駐車場あり。電話0596(27)3330



【気になるお店】
毎月多彩な個展
ジャンル問わず幅広く
四日市の「GALLERY KONO」

四日市市鵜の森公園にほど近い「ギャラリーKONO」は昨年三月この地に移転。ガラス張りで自然光が射し込む明るい室内では、瀬戸や常滑、四日市などで活躍する作家の作品や、二代目オーナーの河野正道さん(39)自ら足を運んで集めた器など約三百点を常設展示している。移転前の四日市市笹川店、安島店の頃より質の良さと品揃えには地元でも定評があり、伊万里の染付大鉢など伝統的なものからコーヒーカップや小鉢、猪口など二千円台から買える普段使いの器にいたるまで、用途に合わせてコーディネートが楽しめるのが魅力。
 「全国どこでもいい作品があれば作家の有名無名問わず随時紹介。形式にとらわれることなくトータルに提案していきます」と河野さん。贈答品として買い求める客も多く、結婚式の引き出物はデザインや価格など二か月ほど前から相談にのるなど気配り十分な点も人気がある所以。
 また、毎月開催している個展も人気が高く、「伝統工芸品から現代作家の斬新なオブジェ、染物までジャンル問わず幅広く取り上げています。陶器はもちろん、四月からは草木染、家具、ガラス工芸品展なども予定していますので多彩に楽しめますよ」とのこと。三月二十日から三十一日まで開催の愛知県北設楽郡在住の陶芸家近藤聖子さん作品展「染付器展」では、草木など自然をモチーフにした繊細な染付の器の数々を展示即売。営業時間は午前十時から午後七時。火曜定休。電話は0593(54)4183。



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