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JR四日市駅を降りて北へ徒歩三分ほど、商店街の一角(踏切の傍)に店を構える「太白永餅 金城軒」。慶応四年(一八六八)の創業以来、作り続けている銘菓「太白永餅」は、古くから東海道を行き交う旅人に愛され続けてきた逸品。
つぶ餡がうっすらと浮かび、食欲をそそる焦げ目がついた細長い餅は、ほどよい甘さで添加物はいっさい使っていない。硬くなったら火にあぶったり、揚げたりしても美味しくいただける。
餅を細長く延ばしたいわゆる永餅は、三重・北勢地域特有の餅菓子。その中でも太白永餅は、原料と製造法にこだわりを見せる。
餅は、国内産餅米だけを使用し、餅を延ばしたり、焼いたりするのは手作業。そのときできる表面の凸凹が独特の焦げ目になる。餡は北海道産小豆をじっくりと炊いて、あっさりした甘さに仕上げる。
昨年末にホームページを開設して永餅を販売し始めた。東京からも注文が来るなど好評とのこと。「うちの商品は太白永餅の一種類だけ。だからこそこだわりを持たないと」と専務の田中敏夫さん(51)。
一個八十円。各種箱詰めは、九個入の八百円(税別)から。不定休。営業時間は午前八時三十分〜午後七時。四日市市本町六―七、電話0593(52)2463
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