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今年5月に三重郡朝日町にオープンした「串あげ屋 串べえ」(芝田健一店長)は、県内では、珍しいバイキング形式の串揚げ店。連日、家族連れやカップルにぎわいを見せている。
店には、エビ、イカ、ワカサギ、牛肉ロース、アスパラベーコン、ししとう、たまねぎなど、串揚げの具がズラリと並び=写真=、好きなだけ皿に取り、各テーブルに装着されたフライヤーを使い、ころも、パン粉を付けて自分で揚げる。出来立てが食べられるのがうれしい。
昼は平日午前11時半から午後2時半まで。串揚げランチバイキングが980円。夜は午後4時から11時まで。具にタラバ、ズワイガニが加わり、寿司点心、うどんなど麺類も登場。90分食べ放題で、男性2500円、女性2300円。
同店は、有限会社「中長」(四日市市住吉町13の12・広瀬敏一社長)が経営。広瀬社長は37歳。漁師町そして遊興街としてにぎわった住吉町に、江戸末期に創業した老舗割烹旅館の4代目である。
しかし、広瀬社長は老舗という枠の中だけに留まらず、常にフレキシブルな考えを持ち、そこから経営判断を下す社長。「お客様に喜んでもらえるお店作りが一番大切なこと。料亭のように客層を絞る店を否定はしませんが、それよりも多くの人に来てもらう店にやりがいがありますね。だからお客様の好みが変われば、同じように店も変革していきます」と社長。
「中長」は、割烹「中長本店」や「串べえ」の他、イタリアンの「ビストロT・T」、福王カントリーゴルフ場内のレストラン「中長福王店」、食事処「なかよし」の5店舗を持ち、いずれの店も好調で、若いスタッフが多いのも特色。「どの店も20代の店長。言いたいことは、お互いにどんどん意見を交わすようにしています」。
「串べえ」のチェーン展開も考えているという「中長」。今後、目が離せない会社のひとつである。
「串べえ」は、三重郡朝日町小向310の1、電話が0593(77)4007。
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