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多気郡大台町柳原三四六の二、元坂酒造(元坂和彦社長)は、文化二年(一八〇五年)の創業以来造り続けている「東獅子」と十年ほど前に作り始めた「八兵衛」が代表銘柄。
昭和の終わりごろ全国的に安く造る傾向があったが、「八兵衛」は酒本来の味を楽しんでもらうため、原料の米選びから「味」を追求。原点にもどる意味を込めて創業者の名前を付けた。
米は、多気郡勢和村で生まれた地元産酒米「伊勢錦」を、地元農家などの協力で平成元年に二十年ぶりに復活。この伊勢錦を五〇%精米して造ったのが「酒米伊勢錦醸ス居酒屋八兵衛純米吟醸酒」(一・八g入り3981円)。米の収量に限りがあるため限定品になっている。さらに生酒の「酒米伊勢錦酒屋八兵衛生酒」(七百二十g入り971円)は、五月ごろの期間限定となる。
酒米・五百万石を六〇%精米した特別純米酒「酒屋・八兵衛」(一・八g入り2233円)、同じく五百万石を五五%精米した酒屋・八兵衛の「吟生にごり酒」(期間限定、一・八g2718円)などもある。
通常は四段階に仕込むところを、「八兵衛」は三段仕込みにすることによって、切れが良く飲みやすい辛口の味に仕上がっている。水は、きれいで水量が豊富な宮川水系の伏流水を使用。同川の伏流水を使っている造り酒屋は元坂だけという。
「東獅子」は、兵庫県産の山田錦を四〇%精米した「東獅子大吟醸」などがある。
問い合わせは元坂酒造=電話05988(5)0001=まで。
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