【味めぐり】
特産物を使った最中、町のPRに一役
北勢町の「松寿園」
椎茸の里
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北勢町阿下喜の菓子舗「松寿園」の最中「椎茸の里」は、地元の特産物・シイタケを材料にした一風変わった和菓子。シイタケエキスがこし餡に混ぜてあり、一口ほおばるだけでシイタケの味とほどよい甘味が充満する。少し厚目の皮もパリパリと歯触りがよい。最近は『健康最中』として注目も集めている。
「椎茸の里」は四十年前、北勢銘菓として地元菓子組合が考案。町内に当時は九店舗あった菓子店で作っていたが店数も半減、十年前からは唯一、松寿園が作るのみとなった。
それ以後は菓子のデザインに独自性を出した。丸い原木にシイタケが何本も生えている皮に一新。北勢町の町章も入れた。包装紙はシイタケの絵を強調、地元の特産物を前面に出した銘菓とした。
一個百円。町外に出かける際の手土産として箱詰めがよく出る。二十個詰め二千二百円、三十個詰め三千三百円など。二代目店主の田中正春さん(52)は「できる限りおいしさを保つため、注文を受けてから皮に餡を詰めます」と話す。電話注文による宅配便も扱っている。
昨年からはカステラ風の和菓子とうふ「万葉の里」も作っている。豆乳をたっぷり入れたスポンジ生地に梅餡と、黒ごま餡を挟んだ二種類がある。品名は町役場の中庭の名前から取ったもので、地元密着型の新作として売り出している。一個百三十円。ほかに季節の生菓子、水羊羹、饅頭なども作っている。
創業は昭和二十三年。営業時間は午前七時〜午後八時。水曜定休。電話は0594(72)2330。員弁郡北勢町阿下喜1999ー1。
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【お店拝見】
スペアリブがメイン
ほかのメニューも豊富に
鈴鹿の「あらかる亭」
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鈴鹿市南江島町、ランタン通りから少し入ったところにある「あらかる亭」は、店主の丹羽直哉さんが「お酒を飲みながらゆっくり食べてもらえるお店にしたい」という思いから、平成五年にスペアリブメーンのお店として開店。少しずつ増やされていったメニューは、前菜からデザートまで多種多様。いろいろ頼んで、みんなでわいわい食べている人が多い。
スペアリブは、バーベキューと和風の二つの味。丹羽さんは「この辺りの風土から、味は濃い目が合うと思います」ということで、おすすめはスパイスがポイントのバーベキュー味。甘辛いソースと、ホロリとした食感の肉のバランスが絶妙。和風味は、しょうゆがベースのてり焼き風の味付けで、年齢を問わず人気があるという。
また、食事用のパンも自家製で、昔ながらのモチッとした食感。チーズフォンデュやタンシチュー、チキンの香草パン粉焼きなどのメニューと共に人気。
最近のおすすめは、数種のメーンディッシュの半分量と、前菜、デザート、パンをセットしたハーフコース。また三〜四人で楽しめる「YYセット」(五千円)は、スペアリブ、チーズフォンデュ、大根サラダ、和風きのこスパゲティ、チキンの唐揚げのセット。
定休日は月曜。営業時間は、ランチタイム午前十一時から午後二時(火〜土)、ディナータイム午後五時から午後十一時(十時十五分オーダーストップ)。鈴鹿市南江島町一二―一三=電話0593(87)8785。
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「健康」と「文化」がテーマの喫茶店
養蜂場が直営
芸濃町の「みつばち」
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養蜂場が直営するはちみつ喫茶「みつばち」(芸濃町椋本)は、採れ立ての純粋蜂蜜を使ったおいしい「はちみつコーヒー」や「はちみつトースト」などが食べられるお店。二年前からは二階にギャラリーも併設、絵画や手作り品など地元作家らの作品発表の場として提供しており、「健康を考えながら文化の香りにも触れられるお店」として評判だ。
「みつばち」は昭和四十六年に、横山養蜂園が開業。蜂蜜入りのコーヒー、紅茶などを地元民に提供し続けている。開業当初から、砂糖変わりに蜂蜜を使った「はちみつコーヒー」が人気メニュー。「ハニーミルク」や、青梅を蜂蜜でつけてジュースにした「ハニープラム」などもよく出る。
一昨年夏には店舗をリニューアルし、二階にギャラリーを新設。書画や工芸品など作品発表の場として、地元の人たちに一カ月単位で貸し出している。料金は格安で呈茶券(二十枚、七千円分)付きで一万円。
また長野県にある自家養蜂園で採蜜した信州産純粋蜂蜜(アカシヤ、栃、リンゴ)や生ローヤルゼリー、プロポリスも販売している。
営業時間は午前九時〜午後六時半。日曜定休。電話は059(265)2224。
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二見町で9月14日、コカリナコンサート
「カラス会」が主催
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「よく遊び、よく学び」を合い言葉に、ゲストを招いての会合や年一回の遠足などで遊びながら勉強を続ける「カラス会」(小西蔀会長)は九月十四日、度会郡二見町の旅館「二見館・賓日館」で、「伊勢の国コカリナ・コンサート」を開催する。
コカリナの奏者は、長野県上田市出身で、長野オリンピックの道路建設に伴い伐採された木や、広島の原爆投下で真っ黒になりながら生き延びた木でコカリナを作るなど、地球環境や平和をテーマにした演奏会を全国各地で開いている黒坂黒太郎さん。また、和歌山県新宮市出身の矢口周美(かねみ)さんも、コカリナの音に合った甘い歌声を披露する。
会場となる賓日館は、明治二十年に建設され、国の登録文化財に指定されている日本建築の貴賓館。二見館が昨年まで旅館として使っていたが、現在は閉鎖されている。演奏会は午後七時開演。入場料大人千五百円、小中高生千円。
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