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Home > ローカルみえバックナンバー > 2001.7.26 > 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

子どもみこし40年ぶり復活
夜空に花火の大輪も連発
28日の大淀祇園祭

大淀祇園祭

 七月二十八日に開催される今年の大淀祇園祭(多気郡明和町)は、四十年ぶりに子供みこしが復活する。この祭りは、町内を練り歩いた山車を船に乗せ、湾内の「龍神さん」まで運ぶ勇壮なもので、同時に開催される「大淀の花火」は明和の夏の風物詩として、近郷住民にも親しまれている。祭りは江戸時代中期に始まり、子供みこしもあったが、火災で焼失し途絶えていた。
今年四月に完成した子供みこしは、高さ一・五b、幅一・二b、重さ約二百`c。屋根に金ぱくが施された立派なもの。太鼓二個、のぼり三本含めた制作費は約一千万円。昨年、文化庁の補助が付いたことから、念願の子供みこしを作ることができた。
 当日は午前九時、大淀港近くの「なりひら公園」で精入れを行った後、午前九時半から小学生約二十人のチームが五〜六班に分かれて、公園近く約二`bを練り歩く。
 メーンの山車は、朝から三世古と山大淀の山車が町内を練り、午後五時ごろ三世古の山車一基を二隻の船に乗せ、漁業の神様として親しまれている「龍神さん」を旋回しながら海上渡御、午後八時ごろ陸に降ろされる。
 午後七時からは大淀漁港で花火大会が始まり、尺玉、八寸玉など二千発の打ち上げ花火とともに、導火線で着火する大淀ならではの仕掛け花火が三十分ごとに行われる。
 また、この祭りは、明和町観光協会がフォトコンテストを実施、作品を募る。作品はカラー、白黒どちらでも良くサイズも自由。応募は郵送または事務所で受け付け、八月三十一日に締め切る。入賞数点と入賞十点を表彰、写真展で展示する。応募作品は主宰者に帰属、入賞・入選作品はネガを提出することも。応募と問い合わせは〒515−0321多気郡明和町斎宮2811、同観光協会事務局「大淀祇園祭・花火大会フォトコンテスト」係=電話0596(52)0055=まで。



新川の浄化作戦本腰
大浦さんらグループ

大淀祇園祭

自ら炭焼きした竹炭などを使って、津市白塚町を流れる新川の浄化に取り組んでいる大浦明さん(61)=鈴鹿市中旭が丘=ら河川浄化ボランティアグループは七月十四日から、本格的な浄化作戦を開始した。
 新川は、振興の白塚団地と昔からの家が建ち並ぶ白塚町の間を流れる。農業用水の逆川と中小川が合流した地点から伊勢湾へ注ぎ、長さは約一・五`。事業所や家庭の雑排水でヘドロが溜まり悪臭も漂っている。
 その川を魚や生物が住める美しい川によみがえらせるため、大浦さんらは一年半前から浄化活動に取り組んでいる。これまで試験的に竹炭や乳酸菌を何度か川に敷設。ヘドロの分解したり悪臭を消す効果を実験的に確かめてきた。
 今回の浄化作戦はこの夏の間、毎週土曜日に実施する。ビニール製の網袋に竹炭十`と乳酸菌(グローバル菌)五`を入れ、川底に敷設する。初日は川の合流地点を中心に網袋十個を入れた。順次、近鉄線路が通る下流約二百bまで敷設する=写真=。
 ボランティアで行っているメンバーは、ほかに藤内澄子さん=鈴鹿市阿古曽町=や今井崎聿子さん=度会郡御薗村長屋=ら。



【ひと 人】
陶漆器制作に情熱
陶芸家 米田 恭子さん

陶芸家 米田 恭子さん

「眺めているだけの美術品ではなく実際に手に取り使用する、日常雑貨としての陶芸に魅力を感じます」。大学時代から続けてきた作家活動は二十年のキャリア。全国的にも珍しい、「陶漆器」を制作する作家として知られ、東京や名古屋での個展など活発に活動を行っている。
 「陶漆器」は釉薬の代わりに漆を塗って制作する陶器。焼きの技術が未熟だった縄文時代などに行われていた技法で、炉の性能が上がり、焼きの温度が高くなるにつれて行われなくなっていった。
 「陶器の上に何回も漆を塗り、磨きをかけることで、ガラス質の釉薬を使った物とは質感の違った作品が生まれるのです」とその魅力を語る。
 現在は関町にギャラリー「而今禾(じこんか)」を構え、自分の作品のみならず様々な分野の作家の作品を展示している。「生活感のある空間での展示」を主眼に運営される同ギャラリーでは、生き生きと主張する作品に出会うことができる。十月には東京の高島屋で作品の展覧会を行う予定。松阪市町、四十歳。
 天然素材工房「而今禾」常設展示日、金・土・日。05959(6)3339。



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