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北勢町商工会のおかみさんらが威勢よく打ち鳴らす「北勢おんな太鼓」は今夏、初舞台から数えて二年目を迎える。近く待望のオリジナル曲も出来上がってくる。数年前、女性ばかりで活動を起こした際は、周囲の目も冷ややかだった。しかし「員弁郡内では北勢町にだけ太鼓チームがなく寂しい」「不景気を吹き飛ばし地域の活性化につなげたい」を一念に、借り物の太鼓で練習するなど頑張り続けてきた。その甲斐あって、町の補助がつき太鼓を購入、初舞台を踏んで本格的な活動も二年が経過。今では地元の夏祭りやイベントに出演するばかりか、珍しいおんな太鼓ということもあり、町外からもお呼びが掛かるなどの人気ぶり。「不況を跳ね返し景気づけに一役買うため、太鼓を打ち鳴らし続けます」と、ますます張り切っている。
北勢おんな太鼓は、商工会女性部の一色富美子部長を代表にメンバー十六人。四十歳前後を中心に二十代から五十過ぎの主婦たち。最近、二十代の独身女性二人も加わった。
練習は毎週水曜日の夜、二時間余り地元の阿下喜小学校体育館で。現在は二十一、二十二日に開かれる地元の八幡祭りで新しい曲「阿下喜城合戦太鼓」を披露するため汗を流している。この曲は隣接する藤原町の太鼓曲をアレンジしたもので、一色代表がナレーションも付ける。
今月末にはプロに依頼したオリジナル曲も出来上がってくる。テンポがあり平安美人の十二単衣のように曲調が次々と変わるきらびやかな太鼓曲になるという。メンバーらは楽しみにしており、曲が届き次第、猛練習で早期のお披露目をする予定。
そもそも活動を開始したのは平成八年ごろ。一色代表ら商工会婦人部員五、六人が一念発起。独自で太鼓塾の合宿に参加するなど動き出した。北勢町ではそれまで何度も太鼓チームをつくる動きがあったが潰れていたこともあり、周囲の反応は冷たかった。
苦節の活動は当初の三年間。太鼓も借り物でとにかく頑張り続けた。平成十一年には、やっと認められ町の補助で太鼓を買うことができた。今年も追加購入でき大小の太鼓が現在、十三個となった。演奏できる曲は秋葉太鼓など四曲。
初舞台は二年前の八幡祭り。それ以来、桑名郡長島町や東名阪サービスエリアのイベントなどにも出演、大好評を博している。
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