【私の宝物】
幻想的なキノコの女王
北勢町で「キヌガサタケ」
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員弁郡北勢町の服部直之さん(67)は、自宅竹藪に数年前から毎年二度、梅雨期と秋に生えるキヌガサタケ=写真=が自慢の宝物だ。白い網のマント状の笠をつけた優雅な形は『キノコの女王』と呼ばれる珍しいキノコ。六月下旬ごろには群生し、竹藪は幻想的な雰囲気に包まれる。
今年もそろそろ生える時期。服部さんは毎日朝早くから観察に出かけており、生えて出るのを首を長くして待ち構えている。
その竹藪にはいつも竹がうっそうと繁り、近くに川も流れるジメジメした所。キヌガサタケが生えるのには最適の条件が整っているという。
服部さんの話では、キヌガサタケが生えるのは早朝五時ころから。タケの頭が出てから二時間くらいかけて生長。高さは十〜二十数aまでになり、頭を揺すりながら白いマント状の笠を美しく開く。実に不思議な光景だ。
笠を開いてから一旦、繁殖のため異様な悪臭を放つ。ハエを呼び、その集り状況でタケの生長度合いが分かる。そして笠を広げて三時間ぐらい倒れる。土から頭を出した美しいタケの一生は約五時間しかないという。
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【パン屋さん】
香り満点、水を使わず仕上げる食パン
四日市の「垂坂山ブルーミングハウス」
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垂坂山ブルーミングハウス(四日市市別名三丁目)のパン工房は、六年前からパンづくり。知的障害者更生施設の生活・職業自立への事業としてスタートしたが、「同情でパンを買ってもらうのは間違い」と、常に味・質・安全性を追求。「ドンクに負けるな」が合言葉だ。
小麦粉は何度も試食会を行い、おいしくて安心できる地元産を採用。添加物も使っていない。優秀なパン職人を指導者に迎えて技術面でも絶えず最高水準を求めている。そして生産計画から販売まで自前でやり、地域の協力者に安全な食べ物を提供している。
一番の人気商品は、水を一滴も使わずつくった食パン。地元・四日市酪農協の牛乳、四つ葉バター、新鮮な卵を材料にパンの香り満点で、いつもしっとりとした風味に仕上げてある。「何もつけなくても、おいしく食べられる」と評判。一本(二斤)五百円。
ほかにフランスパン、ソフトフランス、菓子パン、調理パン、デニッシュ類など約三十種類。どれも焼き立て手作りパンとして好評だ。また店売りのほか直接、近隣市町村の一般家庭に曜日を決めて届ける宅配も実施。前日の正午まで、電話かファクスでの注文を受け付けている。
今では、地域に根ざしたおいしいパンとしてすっかり定着。口コミでお客も増えおり、コンスタントな需要が見込める事業として確立している。
店の営業時間は午前九時〜午後五時。土・日・祝日は休み。注文は電話0593(31)8660かファクス0593(31)3371まで。
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【わが家のペット】
優しく賢く飼主似
津市長谷さんの愛犬「セディ」
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津市一身田の長谷弘さんの愛犬セディは、今年で十二歳の雌。くりくりっとした目と茶色の毛が可愛らしい。
十二年前、小学生だった娘さんが気に入ってもらってきた犬だったが、いつの間にか長谷さんが世話をするようになり、すっかり長谷さんの飼い犬になってしまったという。
人見知りしない優しい性格と、長谷さんと一緒に歩く姿は近所でも評判。特筆すべきはその驚くほどの頭の良さ。「お座り」、「お手」はもちろん、歩くスピードまで長谷さんの指示通りに調節する。じっと言葉を聞くその姿はまるで人の言葉をすべて理解しているかのような知性さえ感じさせる。
「覚えさせたいことは根気よく続けることが重要です。ほめることも大事ですね」と長谷さん。散歩は一回四キロほど、長いときは二時間は歩く。「定年退職後の一番の友人です」と優しく語る長谷さんとセディには、「犬は飼い主に似る」という言葉がぴったりだ。
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林英哲 和太鼓コンサート
7月12日桑名市民会館で
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桑名市など主催の「林英哲・和太鼓コンサートinくわな」が七月十二日午後七時から、桑名市民会館ホールで開かれる。コンサートでは世界的な和太鼓奏者・林さんの芸術的演奏が聴ける。チケット(全席指定)を同会館なで出発売中。
コンサートは平成まちづくり「くわなルネッサンス」記念事業。伝統的な和太鼓の世界を現代的な響きへと創造した林英哲さん=写真=の演奏は、ほとばしる気迫と高度なテクニックに定評がある。
「桑名の石取祭でも、渡祭の終わった祭車の鉦を一人で擦っていたことがある凄い奴」(その手は桑名の会・谷聰さん)という。
チケット問い合わせは桑名市中心市街地整備課=電話0594(24)1232=まで。
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北勢町で「いきいき作品展」
28日まで同町商工会2階で
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員弁郡北勢町老人クラブ(井後一夫会長)の「生き生き作品展」=写真=が二十八日まで、同町商工会の二階で開かれており、地域住民の感心を集めている。
作品は日本画、伊勢型紙、写真、押し絵、陶芸、パッチワーク、編み物など約二百数十点。今は現役を引退しているが、指物師としての腕前を披露した衝立などの作品もある。
作品展は十回目。お年寄りが趣味で始めた力作ぞろい。年々、点数も増えており、出品することが会員の生き甲斐ともなっている。
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