市民と共に多彩な町づくり行事計画
東海道宿駅制定・桑名開府400年
歴史記した漫画本も発行へ
|
|
「東海道宿駅制定四〇〇年」「桑名開府四〇〇年」を迎えた桑名市は、今年二〇〇一年を二十一世紀の『町づくり元年』として、数々の記念事業を展開する。昨夏には市民と行政が共同して町づくりを進める「平成のまちづくり『くわなルネッサンス』実行委員会」(実行委員長・水谷元市長)を結成、キャッチフレーズやシンボルマークも決めた。十万石の桑名藩として慶長六年(一六〇一年)に開府した本多忠勝と、徳川家康の孫・千姫が桑名入りしたことなどを記した歴史漫画本「夢の回廊」も三月末には発行、十月開くメーンフェスティバルに向けて市民と一体となって盛り上げていく。
記念事業としては、既に市民団体なども加わって昨年末にプレイベントとして「二十一世紀くわな市民フォーラム」などを開いている。二月二十四日に開いた市民の創作演劇「桑名開城その前夜」も好評だった。市民活動ネットワーク「平成の町割会」からは、七里の渡−安永の間三・八`に渡る名所・旧跡を紹介した「東海道・桑名宿マップ」も発行された。
四〜九月は前夜祭として桑名まちづくり四〇〇年前夜祭(寺町周辺)、親子で作って遊ぼう詩かるた(常信寺)、灯街道リレー四百年歩くわな(市内)、桂歌助桑名宿寄席(本統寺)、和泉流狂言の世界(市民会館)、くわな再発見クイズラリー(市内)、桑名今昔展(六華苑)など予定している。
メーンの十月は、県と共催し六日のオープニング行事で幕開け。くわな楽市大物産展(市民会館)、友好都市ジョイントコンサート(同)、薪能(六華苑)などを開き二十、二十一日の「桑名の殿様御台所祭」で桑名の歴史絵巻を繰り広げながら記念事業を盛り上げていく。
漫画本「夢の回廊」はB5判、約百六十n。本多家の系図や年表、解説なども付けマンガで分かりやすく本多忠勝と桑名開府、桑名城と町づくり、忠勝の孫・忠刻に嫁ぐため桑名入りした千姫など桑名の歴史を紹介する。
実行委員会は行政と、市民団体や個人が入った市民組織委員会、事業所などが集まった法人等組織委員会から成っている。二〇〇一年を契機にして、桑名の町づくりを共同して継続的に取り組んでいく。
|
31日、4月1日に「おいん鈴鹿産業フェスタ」
産品即売やイベントも
|
|
「おいん鈴鹿産業フェスタ」が三月三十一日(土)と四月一日(日)の二日間、鈴鹿市文化会館周辺で開催される。
今年は『二〇〇一年新たなる出会い』をテーマに、市内の特産品、工業製品、地元商店、市内教育研究機関などが一堂に集まり、様々なイベントを催す。けやきホールでは、三十一日に「モー娘。走る!ピンチランナー」の映画上映、一日はぬいぐるみ人形劇「ドラえもんに休日を!」を上演する。また両日とも会場を中心に、伊勢型紙と鈴鹿墨の体験コーナーや、物産販売、フリーマーケットなどが開かれる。
物産販売では、環境に負担をかけないようにと、買い物袋を持参し、ビニール袋は要らないという人に、値引きやおまけなどを予定している。
問い合わせは、鈴鹿市飯野寺家町八一六、鈴鹿市商工会議所。電話0593(82)3222、ファクス0593(83)7667=まで。ホームページURL:http://www.scci.or.jp/
|
【ひと 人】
伝統産業に功労
松阪木綿手織りグループ「ゆうづる会」会長
仁田 京子さん
|
|
機織りで松阪木綿を伝承しているグループ「ゆうづる会」の会長としてこのほど、財団法人・伝統的工芸品産業振興協会から伝統的工芸品産業小規模産地功労者褒賞を受賞した。
「ゆうづる会」は二十年前、松阪市歴史民俗資料館の機織りに参加した人たちが結成。同市魚町の松阪木綿手織りセンター隣に「ゆうづる工房」を構え、機織り技術の実演や指導を行うとともに、公民館や小学校へも出かけている。
会員は女性ばかり二十八人。結婚や子育てなどでやめる人が多く、結成当初から続いているのは仁田さんと脇田操さんの二人だけ。「たまたまこの時期に私が会長をしていたもので、賞は会に頂いたものだと思っています」と受賞の喜びを語る。
二人の娘は嫁ぎ、同市西町で自営業の夫と二人暮らし。帳簿付けや炊事、洗濯などの傍ら、機織りが続けられたのは「若いときから手で物を作るのが好きでした。松阪木綿は自分で縞模様を考案できるところが面白い」という。
今は今年十一月に市文化財センターで開く二十周年記念展に出品する反物や着物、小物など作品作りに追われている。六十五歳。
|
|