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上野市の中心街近く、緑ヶ丘西町で酒造りを営む平和酒造株式会社(森田侑考社長)は、明治の初めに森田酒造として創業、昭和二十三年に現在の会社名となった。代表銘柄はやや旨口の「富士正宗」と、やや辛口で酸は少なめ、きれいで飲みやすいお酒に仕上がっている「みつくりの里」がある。
蔵では、少量ずつ手造り。伊賀地域は良質の米が生産され、豊富な地下水もあり、そして気候が酒造りに向いているという。「みつくりの里」は純米酒のみ生産されていて、特に純米吟醸は、米は一〇〇%伊賀産の山田錦、酵母も三重県で開発されたMK1を使って仕込まれている。
平和酒造では七年前から、伊勢神宮でお正月にふるまわれる甘酒を生産していて、酒粕で作るものとは違い、麹の風味が生きたものに仕上がっている。アルコール分なしで子どもでも安心して飲むことができ、今年から正式に商品化された。
専務の森田英士さんは「これからも丁寧にお酒造りをしながら、新しい分野にも挑戦していきたい」と話す。
みつくりの里純米吟醸一・八g二千九百円、みつくりの里特別純米酒一・八g二千四百円、富士正宗大吟醸一・八g五千円。甘酒九百_g七百円。
上野市緑ヶ丘西町二六一二=電話0595(21)2120、ファクス0595(21)0847。
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