|
「グループホーム友の里」は今年の六月十七日、医療法人や社会福祉法人の一施設ではなく、単独の痴呆老人専門施設として鈴鹿市で四番目に開所した。
ホーム設立のきっかけは、ホーム長の本村まり子さん(53)と小野野みどりさん(48)が、十年近くになる経験から「高齢者の方にゆっくりと耳を傾けられる心の通った介護をしたい」と思ったため。最大で九床を受け入れられるホームには、現在六人の方が生活している。
「心のケアを重視したい。時間に区切られた介護ではなくて、ゆったりとした介護をしたい」という本村さんは、家庭的な環境の中で痴呆の進行を緩和したいと、ホームの施設も開放的な空間で明るいものに。また、受け入れる際も一人ずつゆっくりと時間をかけるようにしている。
また、多くの人と触れ合うことができればという思いは、近所の高齢者の方からの声かけや、地域の小・中学生との交流を含め、ゆっくりと実を結んでいる。
「苦労したこともありましたが、自分たちの暖かい介護ができればと思っています」と本村さんは話す。見学を希望する場合は、事前に連絡を。
鈴鹿市長沢町一七五〇―一。電話0593(71)6688。
|