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桑名市赤尾の後藤酒造場。木曽三川の豊富な水を背景に、町屋川の伏流水を使って、米の持つ豊かな旨みが楽しめる酒を醸している。銘柄は「青雲」。純米大吟醸をはじめ大吟醸、純米酒、本醸造、特撰などを丹精込めて手造りしている。
近年は若い人向けに青雲の特別純米酒「久波奈(くわな)」に力を入れている。県内産の山田錦を一〇〇%使い、精米歩合を五五%に上げて醸造。キレがあり飲みやすく味がある旨いお酒に仕上げてある。価格は抑えて一・八gが二千六百五十円。
また純米大吟醸は、山田錦と三重県酵母で仕込んだ。柔らかな米の旨味が特長。大吟醸は一冬に一・八g入りを八百本足らず造るだけのこだわりのお酒。淡麗でやや辛口だ。精米歩合はいずれも四〇%。
冬季限定の生原酒「青雲しぼりたて」も人気のお酒。新酒の香りが豊かなで濃醇甘口。一・八gが二千二百円。宅配便も扱っている。
創業は大正六年。桑名・員弁・菰野地区の人たちを主に対象とした地場の造り酒屋としてスタート。昔から『しっかりした味』『ゆっくりとくつろいで飲める酒』として評判だ。今も変わらず、地元に喜ばれるお酒造りを絶えず心がけている。
酵母は手間をかけてつくる山廃や酒母づくりに徹して、じっくりとお酒を本仕込み。四代目の後藤悦夫さんは「特に純米系に力を入れながら、濃醇タイプのお酒造りを続けます」と話している。電話は0594(31)3878。
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