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Home > ローカルみえバックナンバー > 2001.1.25 > 3面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【3面】

【最先端ビジネス】
鈴鹿山系のふもと ネギなど水耕栽培
日本グリーンシステム

鈴鹿山系のふもと ネギなど水耕栽培

 株式会社日本グリーンシステムは、水耕栽培の「幸福ねぎ」、「ホワイトセロリ」、「みつば」などを鈴鹿山脈のふもと、鈴鹿市追分町で生産。社長の上田耕三さん(57)が愛知県出身ということもあり、当初は愛知県で生産していたが、平成元年にこの地に移し、今に至っている。社長は名古屋から通勤しており、「通勤農業ですね」と話す。  生産に用いるハウスの面積は二万平方b、水は鈴鹿山系の伏流水を、百b掘り下げた井戸から汲み上げている。また、生産品は無農薬、減農薬野菜となり、そのほとんどは、東京や名古屋、大阪などの大都市圏に出荷され、高い評価を得ている。特に「幸福ねぎ」は、ネギ特有のえぐみ等がほとんどなく、生食に最適という。  最近では時代の変化に合わせ、環境問題に積極的に取り組んでいて、水耕栽培の培養液の排水をなくし、これまでは捨てていた外葉を付け出荷できるようにしている。また、どうしても出る大きく曲がってしまったこれまでは廃棄されるなどしていたネギを、あらためて粉末に加工し、それを用いた「幸福めん(一束260円)」なども製品化している。  同社では今後、より食の安全を考えた製品作りをしていくという。上田社長は「子供さんでも、生でおいしく、安全に食べてもらえるネギです。ぜひ一度食べてみて下さい」と笑顔で話す。  商品はゆうパックで取り寄せが可能。鈴鹿市追分町二二〇九‐一五。問い合わせは、電話0593(71)2840、ファクス0593(71)2841まで。


【お店拝見】
絶品のカレーうどん 
菰野の「福村家」
福村家

 カレーうどんで有名な「福村家」は、三重郡菰野町福村のミルクロード沿いにある。昼食時は順番待ちの客が並ぶほどの人気のうどん屋さんだ。
 麺、だし共に『尾張のうどん』を継承。惚れ込んだ味を、菰野町出身のオーナーが地元で再現するため十年前に店を出した。そして当初から尾張出身のコック長が腕をふるっている。
 カレーうどんのつゆは、ぴりっと辛いだけでなくコクがある。出汁がしっかり取ってあるからだ。具にはブタ肉、長ネギ、かまぼこと特注の揚げを入れ、カレーの味を引き立てている。このため殆どの客はつゆを最後の一滴まで残さない。もちろん手打ちうどんを使っており歯応えは満点。
 一杯七百円。エビ天が入ったエビカレーうどんは九百円。小鉢、漬け物、ご飯付きの定食は二百円増し。
 三種類の味噌をブレンドした味噌煮込みうどんは生麺を使用。ほかに味噌鍋うどん、鍋焼きうどん、志の田うどん、おろしうどん、山かけうどん、天釜うどんなどがある。温かいうどん以外に冷たいうどんや、手打ちそばのメニューもある。
 とにかく『おいしい味』づくりの秘訣は出汁にあるという。ムロアジとカツオの一種であるササからゆっくり煮出した出汁を元に、旨味と香りを引き出している。更に鈴鹿山系のおいしい地下水を使って、まろやかに仕上げているのも同店の自慢だ。
 営業時間は午前十一時〜午後二時、午後五時〜八時半。月曜日と第三火曜日が定休。電話は0593(93)2968。


季節限定のお菓子
タルトショコラ 松阪のル・プルミエアムール

ル・プルミエアムール

 松阪市外五曲町の洋菓子店「ル・プルミエアムール」は、ケーキのおいしい喫茶店としても人気が高い。オーナーシェフの玉置輝彦さん(35)が、「出来上がったばかりのお菓子を食べてもらいたい」と、一九九七年のオープンとともに設置、若い女性などでにぎわっている。
 生菓子や焼き菓子など約八十種作られているが、この時期は「タルトショコラ」(三百二十円)がお勧め。バレンタインデーにちなんで一月と二月だけにしか味わえない季節限定のお菓子だ。
 タルトの上に乗った甘いクリーム、ほろ苦いチョコレート、甘酸っぱいブルーベリーとラズベリー、香ばしいアーモンド、クルミ、ヘーゼルナッツが素晴らしい調和を醸している。

ル・プルミエアムール

この季節はさらにトリフチョコ(百五十円)、チョコレートのパウンドケーキ(百五十円)などもお勧め。また、クリーミーな一口チーズケーキ「やわらかチーズ」(百円)は年間を通して人気があるという。
 同店は同市川井町の和洋菓子店「ルクサンブール」(玉置治さん経営)の姉妹店。長男の輝彦さんが、名古屋、岐阜、東京などの洋菓子店で約十年間修行、フランス風洋菓子専門店として独立した。それぞれが独自の方針で経営、両立させている。

 店名の「ル・プルミエアムール」はフランス語で「初恋」という意味。輝彦さんは「フランスの味にこだわりながら、素材を活かした新しい味にも取り組んでいきたい」と抱負を語っている。
営業時間は午前十時から午後八時。喫茶店は午前十一時から午後七時。定休日は木曜。問い合わせは同店(外五曲町西沖八六−六)=電話0598(22)4888=まで。


日の出屋本店の鯛焼きを復活
ビストロピアット

 津市鳥居町のレストラン「ビストロぴあっと」は、昔懐かしい『日の出屋の鯛焼』を復活、「レストランで鯛焼きを味わうことができるとは」と市民を驚かせている。
 日の出屋本店の鯛焼きは、かつて「津の名物」とまでいわれ、東京・大阪などの大手百貨店への出店を果たし全国的にその名を知らしめたが、二十年前に惜しまれつつ閉店した。長く途絶えていたその味を、「ビストロぴあっと」店主の林敬天さんが復活させることを思い立った。恵美子夫人が日の出屋本店の長女であることから、日の出屋の名と鯛焼きを二十一世紀に遺したいという強い想いに駆り立てられたのだ。懐かしい味が再び味わえるとあってお客さんの評判も上々だ。
 北海道産の小豆を使い、先代から受け継いだ鯛焼きの型で丁寧に焼き上げる。ほんのりと甘い蜂蜜が上品な味。一日二千個を売り上げたかつての隆盛がしのばれる。
 鯛焼きは一個百二十円。鯛焼セット「日の出屋物語」は五百円。共に午後一時から四時半の間楽しむことができ、五個以上なら持ち帰りも可能。なお熱々の出来立てを食べてもらいたいとの思いから作り置きは一切していないので、事前の予約が必要。問い合わせは電話059(225)3738まで。



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