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読者の皆さん、「明けましておめでとうございます」。二〇〇一年、巳年の新春を迎えて、新世紀のスタートを切りました。気持ちを新たにして、誰もが夢と希望のもてる平和で明るい一年であることを、そして二十一世紀であることを祈念します。
◇ ◇ 今年も鈴鹿市東江島町の江島海岸では、元旦恒例の『初みそぎ』が行われた。江島若宮八幡神社の氏子たち数十人が砂浜に集まり、荘厳に営む神事だ。
男性は鉢巻きに下帯、女性は水衣姿。身にしみる寒さの中、全員が船の櫓を漕ぐ「鳥船の動作」などで気合いを入れ、海に入って初日の出を迎える。
やがて、あたり一面の海が黄金色に染まる。初日の出に向かって「祓いたまえ、清めたまえ、六根清浄」を唱える。合掌しながら一心不乱に大願成就を祈る。
そのころ周辺の海岸、堤防には初日の出の見物人が大勢集まる。この神事を見守りながら、誰もが思い思いに初日に祈願する。
カモメが来るようになったのは五、六年前から。毎年十一月から四月ごろまで、毎日来る。朝七時ごろから、周囲を飛び回ったり、勢田川に浮かんでは、山口さん宅の屋根や近くの橋の上に留まって休憩。午後三時ごろにはどこかに帰っていく。
屋根は糞で雪が積もったようになり、駐車中の車の屋根にも、周りの道路にも点々と落ちている。「汚くて洗濯物が外に干せないので困っているが、追っ払う方法がない」という。
軒下に黒いゴミ袋を吊して脅しているが、全く効果がない。「ぴかぴか光るCDをぶら下げることも考えたが、周りの人がまぶしくて迷惑がかかりそう」と断念。
山口さん方は、行幸通りの勢田川に架かる錦水橋のたもとにあり、周囲にはよく似た住宅が建ち並んでいる。しかし、カモメが留まるのはなぜか山口さんところの屋根だけ。
たつえさんによると、屋根に留まりに来るのは、ユリカマモメとカワカモメ。くちばしと足が赤いのがユリカモメ、オレンジ色がカワカモメだという。
朝七時ごろには、川のガードレールや橋の手すりに留まって、「ギャーギャー」鳴く。周囲を汚す厄介者でも、毎日見ているとかわいと感じ、「腹を空かしているのかなと思ってパンを与えてしまう」という。
夏の間は、鳩やカラスも留まりに来る。理由は分からないが、鳥にとっては、特別の場所のようだ。たつえさんのやさしさに引かれて集まってくるのかもしれない。
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