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Home > ローカルみえバックナンバー > 2000.10.12 > 1面
 
※掲載内容は取材時によるものです。詳細は各施設、店舗にお問い合せ下さい。

【1面】

15、16日に「初穂曳」
収穫を祝う
19年ぶりに五十鈴川の「川曳」
伊勢神宮・神嘗祭

昭和56年に行われた前回の川曳

 伊勢神宮の神嘗祭(かんなめさい)に合わせて行われている恒例行事「初穂曳(はつほびき)」は今年も十五、十六の両日行われるが、十六日の内宮に納める初穂は十九年ぶりに五十鈴川の中を引く「川曳」が実施される。
 神嘗祭は、今年穫れた新穀を神様に捧げる祭り。伊勢神宮では、天皇陛下お手植えの稲穂とともに、全国から納められた初穂を神様に捧げ、収穫を祝う神事が執り行われる。
 この神嘗祭に合わせて実施されている「初穂曳」は、お木曳(おきひき)車に初穂を乗せ、「木遣り歌」を歌いながら大勢の市民が綱を引く行事。同じ時期に開かれる「伊勢おおまつり」を盛り上げるとともに、二十年に一度行われる式年遷宮の「お木曳」と「御白石持」を伝承していこうと二十八年前に始められた。
「初穂曳」には、道の上を引く「陸曳(おかびき)」と川の中を引く「川曳」があり、当初は川曳も行われていたが、「この時期、川の中に入るのは寒い」などの理由で途絶えていた。
 今年、内宮の「初穂曳」当番になっている宇治と二軒茶屋地区の自治会では、「第二十五回式年遷宮」の「お木曳」が六年後に迫ってきたことから、「川曳」で「お木曳」気分を盛り上げることにした。
 当日は午前十時、威勢のよい「木遣り歌」が響く中、舟に乗せられた初穂は、約三百人の旧神領民に引かれて、浦田橋の下を出発。途中、河原で休憩し、午後一時過ぎに宇治橋たもとに引き上げる。初穂はその後大八車に乗せられて、内宮に奉納される。
 今年の「伊勢おおまつり」は、十四日と十五日。以前は神嘗祭と同じ十五日と十六日に開いていたが、平成三年から神嘗祭近くの土曜、日曜に開催されている。当日は県道鳥羽松阪線のお祭り広場を会場に、おなじみの伊勢音頭パレード、鼓笛パレード、みこし、太鼓演奏、ダンスなど各種団体が趣向を凝らした催しを繰り広げる。十五日に行われる外宮の初穂曳は「おおまつり」と重なったため、五年ぶりに「お祭り広場」で実施される。また、十三日午後六時からおまつり広場で民謡踊り大会、太鼓の響演などの前夜祭。内宮に近い宇治地区では十七日にも鼓笛パレード、子供みこし、伊勢音頭道中などを実施する。



次世代のライフスタイルを考察
鈴鹿でバリアフリーセミナー
お年寄り400人参加

講演するR・ブラッドリーさん

 お年寄り自らが住み良い住宅など、次世代のライフスタイルを考える「バリアフリーセミナー」がこのほど、鈴鹿市文化会館で開かれ、バリアフリー先進国のカナダ人建築家を迎えて、高齢化社会への対応策などを学んだ。
 セミナーは老人クラブ連合会鈴鹿支部と、輸入住宅産業協議会の共催。カナダ人のロバート・ブラッドリーさんが、ノーマライゼーションが進んでいるカナダの住宅事情を、スライド写真を使いながら解説。高齢者がどのようなライフスタイルで社会参加したらよいかなど講演した。
 参加したのは約四百人のお年寄りたち。先進国の実状を聞きながら今、カナダで進んでいるユニバーサル・シティーについて関心を深めた。ユニバーサル・シティーは障害者や高齢者など社会弱者に対し、医療や福祉、情報通信、建築、行政が一体となって建設しているコミュニティー。


フラチーム「カポエ・フラ・オワ・オワカ」
マネージャー 林 恵美子さん
フラに魅せられて・・・

林 恵美子さん

 「今が人生で一番楽しい時」。そう笑顔で語る。今、人生を輝かせているもの、それがフラダンスだ。
 フラブームといわれて久しいが、実際、本場のフラダンスを目にする機会はなかなか無い。一般には正しく理解されていないというのが実情だ。そもそもフラとはただの踊りなどではなく、大地への畏敬の念や喜びを表現する、信仰にも似たハワイの伝統芸能。
 二十代のころ、本場ハワイでフラを目にし、鳥肌が立つほどの感銘を受けた。心に焼きついた本場のフラを求め、五十歳を過ぎた今、ハワイを何度も訪れ、踊りのみならず現地の心を学んでいる。「フラを始めてから自分の価値観が大きく変化しました。飾ることよりも、素朴なことの良さ、なにより仲間がいることの大切さに気付きました」と語る。
 津市鳥居町の欧風料理店「ぴあっと」のオーナーとして毎日忙しく働き、練習も欠かさない。
 フラのチーム名「カポエ・フラ・オワ・オワカ」とは、「楽しいフラ仲間、光り輝く」の意。今年も、仲間と一緒に、店内でのディナーショーを開催。大成功をおさめた。津市渋見町。五十三歳。



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