関節リウマチにおけるサプリメント併用療法(2007.3.15号掲載)
来月の4月21日(土)に都ホテル東京にて、関節リウマチサプリメント療法研究会(仮称)の第1回目が開催されることになりました。元防衛医科大学校長の間宮先生や、元川崎市民病院院長の入交先生等が発起人となっていただき、不肖私も名を連ねることとなっておりますが、横浜や東京の関節リウマチ専門医20名程にお集まり頂き関節リウマチにおいてサプリメントの可能性を探る研究会を開催します。
関節リウマチの治療は、日々進歩しており、生物学的製剤の導入などにより、今まで治癒しない病気と言われていた関節リウマチが、治癒できる病気になる可能性も出てきました。しかしながら、反面、薬剤による副作用の問題も無視できない事実として存在しています。
最近、医療の世界では、「新しい」「やさしい」「患者中心」「QOL:生活の質」等、患者中心の治療法の確立がようやく始まろうとしています。その背景には、インターネット等の普及により、患者が自分の病気に対して、多くの情報を持てるようになったことかあると考えられます。多くの情報により、患者自らが、医療機関の選択や、治療方法の選択をし始めています。
関節リウマチにおけるサプリメント併用療法とは、通常の治療とサプリメントを併用する事により、患者のQOL(生活の質)の向上を図るものです。もう少し、具体的に言いますと、なかなか通常の治療では良くならないケースにおいて、サプリメントを併用する事で、症状の改善を図る場合や、肝障害などを起こしているケースで、強い薬剤が使えない時に、補助としてサプリメントを使う場合があります。また、患者さんが、薬剤の副作用を心配して、なるべく薬剤を飲みたくないと言われるケースもあります。
今回の研究会を契機として、一人でも多くのドクターが、関節リウマチの補助療法としてサプリメントを有効に活用していただき、そのことが、患者さんにとって、新しい、やさしい、患者中心の治療に繋がることを願って止みません。 |