今年一年ご愛読ありがとうございました。(2006.12.28号掲載)

 早いもので、年の瀬がそこまで来てしまいました。なんと、一年が早く過ぎるのかと毎年、毎年、強く感じさせられます。健康で明るく年を迎えられる事に、感謝しつつ今年一年を振り返ると、今年も、色々な人との出会いがありました。中でも印象に残る出会いは、米国S大学のT先生との出会いでした。T先生は、日本人の小児科のドクターですが、渡米され、現在は、小児科の難病を主に研究されている国際的な研究者であり、臨床医でもあります。今年の9月、T先生から、突然電話とメールにて連絡があり、私どもが開発した製品が難病に効果があるかも知れないので、資料を送ってくれないかという事でした。その後、T先生が学会参加のために日本に来られた際に、大阪で1回、東京で1回ミーティングを行いました。その後は、メールでのやり取りや、国内での研究の取りまとめをされているG大学のS先生とのミーティングを行い、来年からの臨床試験開始に向けて準備を進めてきました。T先生は、小柄な先生ですが、非常にエネルギッシュで、米国、欧州、日本と学会や研究会に頻繁に参加され、また、その合間には、患者の会にも出席されています。もちろん、臨床医ですから、患者さんの治療を一番にされているのは言うまでもありません。患者の会のHPには、T先生の人となりを感じさせる紹介もあり、心優しく魅力的なドクターです。来月の11日には東京で3回目のミーティングを行い、臨床試験の計画を練る予定です。臨床試験において、効果と安全性が確認できれば、治療法の無い難病に、サプリメントを使った治療が始まるかも知れません。
  私どもの医療顧問をして頂いているM先生は、元医学系大学の学長もされた高名な先生ですが、気さくな方で、私みたいな者とも親しくしていただける珍しいドクターです。現在、70歳を過ぎられていますが、非常にこの先生もエネルギッシュで、現在でもクリニックでの診察や大学での授業もこなされています。M先生は、ご自分のお兄様がガンになられ、その補完代替療法としてAHCCを使われてからサプリメントに興味を持たれました。代替医療の研究会で、偶然お目にかかり、その後、私と共同研究して頂いていた先生と、同じ大学で教鞭をとられていた事が分かり、それ以降、親しくしていただき、今年の10月からは、私どもの医療顧問に就任して頂きました。
  来年の抱負として、私どもは、患者さんのQOLの向上のために、サプリメントの普及を、ドクターの理解の下で進めて行きたい所存です。どうか、皆様のご理解とご支援をお願いいたします。それでは、良いお年を!
 
グルコサミンとは?(2006.11.23号掲載)

 最近、新聞のサプリメントの広告でグルコサミンという文字をよく見られる事が多くあると思います。グルコサミンは、アミノ酸と糖が引っ付いたもので、体内では肝臓で作られます。別名、関節の修復剤とも呼ばれており、欧州では古くから変形性関節症のへの応用研究がされていました。その結果、イタリアでは変形性関節症の治療薬としても使われています。
  最近、ようやく、国内でも順天堂大学医学部が中心となって、グルコサミンの研究会が発足しました。変形性関節症の治療に利用できないかと研究が進んでいます。また、東京大学医学部が変形性関節症の大規模な疫学調査に乗り出した事は、以前にお話しました。もし、グルコサミンという体内物質でもあり、長い食経験から副作用も無く、また、エビやカニの甲羅から大量に作る事が出来るこの天然物質が変形性関節症の有効な治療に使えたら、と考えるのはおかしいでしょうか?
  私どもは、補完代替医療の立場から、現在行われている医療を尊重しつつも、何か別の角度から何かお手伝いできないかと常に思っています。三重大学医学部と共同開発した関節リウマチ患者さん用のサプリメントも、患者さんのQOLの向上に寄与したいという思いからでした。お蔭様で、現在全国の30余りの医療機関において使っていただいています。このサプリメントにもグルコサミンは配合されています。
  私どもは、グルコサミンについては、平成10年に商品化に成功し、そしてその後も、大学や企業との共同研究を行ってきました。ですから、グルコサミンについては、誰にも負けないという自負を持っています。もし、グルコサミンは種類が多くてどれが良いか分からないとか、以前にグルコサミンを飲んだが、余り効果が実感できなかったと思われる方がいらしたら、是非、一度ご相談ください。
 
第9回日本補完代替医療学会2006.10.26号掲載)

 今月の28日、29日と大阪の毎日新聞オーバルホールにて、第9回日本補完代替医療学会が開催されます。昨年の学会では、私に発表の機会が与えられ、私どもが開発した関節リウマチ用サプリメントの研究報告を行いましたが、今年は、企業展示を行って製品の啓蒙を行うことになっています。今回の学会は、大阪大学医学部が当番校になっており、大会長は、機能診断科学講座 杉山 治夫教授、実行委員長は、生体機能補完医学講座 伊藤 壽記教授があたられます。
  欧米では、大変研究が盛んな補完代替医療の分野ですが、わが国では、医療制度が欧米とは異なることもあり、研究が非常に遅れている分野です。補完代替医療(統合医療)は、西洋医学を補完する意味での代替医療(サプリメント、針灸、指圧、温泉療法など)の活用を目標としています。西洋医学が進歩しても、まだまだ、治らない病気も多くあり、また、治ったとしても、患者のQOLが著しく低下する場合もあります。そういった場合に、西洋医学と併用することで、治癒効果を高めたり、患者のQOLの向上に寄与することが補完代替医療の役割であると私は考えております。
  今回の学会では、三重大学医学部の珠玖教授が、「がん免疫療法への期待とその進展」というテーマで基調講演をされることになっています。珠玖先生は、がんのワクチンの開発で大変有名な先生です。先日行われたBioJapan2006で、偶然にもお会いして、ご挨拶させていただきました。また、私どもと共同で研究を行っているアミノアップ化学は、自社開発した低分子ポリフェノール「オリゴノール」の 臨床試験の結果を発表します。また、大阪大学生体機能補完医学講座の伊藤先生らは、「AHCC」の抗がん剤の副作用軽減作用について研究発表されます。
  今後、補完代替医療の研究がもっと進めば、真の意味で皆様のお役に立てる製品が世に多く出てくると確信をしております。また、その製品を皆様にお勧めしたいと考えております。
 
BiO Japan 2006(2006.9.26号掲載)

 先日、大阪で開催されましたBioJapan2006に出展していました。今回の出展はNPOバイオものづくり中部とみえメディカルバレープロジェクの一員としての参加です。メンバーは、三重県、三重大学、津市、名古屋大学、豊田中央研究所など官民合同のメンバーで、その他の出展者としては、フランス、英国、米国などの政府や、三菱化学や、協和発酵などわが国を代表する企業の出展がありました。この展示会の主催者の名誉総裁が常陸宮殿下ということもあり、常陸宮様が私どものブースにもお立ち寄りになり、私から直接弊社の関節リウマチ用サプリメントのご説明をさせていただくと言う名誉に授かりました。
  また、今回の展示会は、海外からの入場者も多く、特に韓国、中国、台湾などの製薬会社、バイオ関係の研究所から多くの資料請求をいただいております。今後の私どもの海外の展開にも希望が持てる内容となりました。
  アメリカからは小児科のドクターが、弊社製品について詳しく教えてほしいとの事前連絡があり、開催中に1回目のミーティングを持ち、その後19日に東京で2回目のミーティングを持ちました。詳しい内容については現段階では述べられませんが、小児科領域の病気に弊社製品が効果を期待できるので、臨床試験を行いたいと言う内容でした。私どもとしては、是非ともこのプロジェクトに参加し、患者さんのQOLの向上に寄与したいと考えております。
  10月から私どもの医療顧問としてお迎えする元防衛医科大学校長の間宮群二先生にも15日に展示会にお越しいただき、製品の医療的な助言をしていただきました。間宮先生は、慶応大学医学部のご卒業で、慶応で助教授になられた後に防衛医科大学教授、その後校長と輝かしい経歴の研究者です。私は10年ほど前からお付き合いをさせていただいており、今回、弊社の医療顧問に就任していただくことを快諾していただきました。
  このように、今回のBioJapanは、私どもがこれから大きな変化をすることを予感出来た展示会でした。今後、ますます、精進して皆様の健康に寄与できる企業となるように努力する所存ですので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
 
関節の痛い人3千万人って本当?(2006.8.31号掲載)

 今年6月から、東京大学医学部整形外科が世界初の大掛かりな変形性関節症の大規模臨床研究プロジェクトを始めました。大学の発表では「変形性関節症は高齢者の生活の質を低下させ、健康寿命を短縮させる重大な疾患で、その患者数は四肢関節・脊椎を合わせて国内で700万?1000万人と言われています。本疾患は、介護保険の要支援原因疾患の第1位で、医療費の高騰、労働力の低下など、世界中で社会問題となっています。しかしながら、その研究は他の生活習慣病と比較しても明らかに遅れており、その予防を目的とした疫学的アプローチは国内外を通じて殆ど行われていません。また、その発症・進行のメカニズムも解明されておらず、根本的な治療法開発のためのエビデンスもないため、治療は鎮痛剤や装具などの対症療法に依存しているのが現状です」と、加齢による関節の痛みが、大きな社会問題となっていると警告しています。
  わが国は、世界で一番の長寿国であることは、とても素晴らしい事だと思われますが、反面、加齢による疾患が多くなっているのも事実です。変形性関節症もその代表例だと思われますし、脳梗塞、心筋梗塞なども血管の老化によるものと考えられています。最近、「アンチエイジング」と言う言葉を聞かれることが多くなっていると思われますが「アンチエイジング」とは「抗老化」「抗加齢」と言う意味です。また、イメージ的には「いつまでも若々しく」と言った意味合いもあるようです。老化を止めることは、不可能かも知れませんが、老化を遅らせる研究はいろいろと行われています。その一つが、東京大学が始めた変形性関節症の研究ではないでしょうか?いつまでも自分の足で歩くことが出来れば、どこへでも行けますし、自分で身の回りのことも大抵は出来ます。ですから他の人の手助けも最小限度で済ますことが出来ます。
  「いつまでも若々しく」を保つには、食事や運動、リラクゼーションなどいろいろなことが必要ですが、サプリメントにも大きな役割を果たせることがわかってきました。「変形性関節症」「アンチエイジング」対策のサプリメントに関しては、下記までお問い合わせください。
 
日本の統合医療、補完代替医療(2006.7.27号掲載)

 今年6月から、東京大学医学部整形外科が世界初の大掛かりな変形性関節症の大規模臨床研究プロジェクトを始めました。大学の発表では「変形性関節症は高齢者の生活の質を低下させ、健康寿命を短縮させる重大な疾患で、その患者数は四肢関節・脊椎を合わせて国内で700万?1000万人と言われています。本疾患は、介護保険の要支援原因疾患の第1位で、医療費の高騰、労働力の低下など、世界中で社会問題となっています。しかしながら、その研究は他の生活習慣病と比較しても明らかに遅れており、その予防を目的とした疫学的アプローチは国内外を通じて殆ど行われていません。また、その発症・進行のメカニズムも解明されておらず、根本的な治療法開発のためのエビデンスもないため、治療は鎮痛剤や装具などの対症療法に依存しているのが現状です」と、加齢による関節の痛みが、大きな社会問題となっていると警告しています。
  わが国は、世界で一番の長寿国であることは、とても素晴らしい事だと思われますが、反面、加齢による疾患が多くなっているのも事実です。変形性関節症もその代表例だと思われますし、脳梗塞、心筋梗塞なども血管の老化によるものと考えられています。最近、「アンチエイジング」と言う言葉を聞かれることが多くなっていると思われますが「アンチエイジング」とは「抗老化」「抗加齢」と言う意味です。また、イメージ的には「いつまでも若々しく」と言った意味合いもあるようです。老化を止めることは、不可能かも知れませんが、老化を遅らせる研究はいろいろと行われています。その一つが、東京大学が始めた変形性関節症の研究ではないでしょうか?いつまでも自分の足で歩くことが出来れば、どこへでも行けますし、自分で身の回りのことも大抵は出来ます。ですから他の人の手助けも最小限度で済ますことが出来ます。
  「いつまでも若々しく」を保つには、食事や運動、リラクゼーションなどいろいろなことが必要ですが、サプリメントにも大きな役割を果たせることがわかってきました。「変形性関節症」「アンチエイジング」対策のサプリメントに関しては、下記までお問い合わせください。
 
総合医療とは?2006.6.22号掲載

 統合医療は皆様にとっては少し聞きなれない言葉かもしれません。「黒岩祐治のメディカルリポート」という番組では「日本の医療というのは西洋医療が中心になっていますね。それを私たちは当たり前のことだと思っていますが、西洋医学というのは決して万能ではないわけですね。病院の外には色々な民間療法というのがたくさんあって、そちらに頼っている人もいますが、実は統合医療というのはそういう西洋医学と色々な形の民間療法をまさに統合した新しい医療の形をつくっていこうという考え方です」と説明しています。
  私は、6月初めに新宿の丹羽クリニックの丹羽正幸院長にお会いしてきました。丹羽先生は、国内で最も統合医療を実践されている臨床医のお一人です。私がお尋ねした時も、アトピーの患者さんなどが、統合医療を受けようとたくさんいらしてました。丹羽先生は、8代続いた医者の家系に生まれ、医者の道に進まれたときから漢方の勉強をしてこられました。丹羽先生のご紹介があるホームぺージでは「代替医療の目的とは、肩こりからガンまでをカバーするものと考えている。ゆえに患者さんのニーズを理解して進めることを心がけています。しかし代替医療は簡単なようで難しい。患者一人一人の原理原則を求める必要がある。私の治療法ですが、東洋医学だけでなく外科、皮膚・骨格系などすべて学んだ上で「治療の原点は何か?」という考えを基に、独自の治療法を編み出し、実践している。また代替医療で使われるものはナチュラルなものでなくてはならないと考えている」と述べられており、西洋医学を尊重した上で、統合医療を実践されています。
  東京大学名誉教授で日本統合医療学会理事長の渥美和彦先生は、前述の番組で「西洋医学は科学に依存するといいましょうか、科学的な医学です。それで確かに病気というものがだんだん解明されていく。これは重要だと思いますが、病人を治すというのは違うのですね。医療と医学は違うのではないかと。少し科学的な西洋医学だけではなくて、先ほどから出ています心の問題とか癒しとか色々な問題が出てきた時に、人間をもう少し広く、体、精神、色々なものを考える全体的な考え方が必要になってきたと。これでこういうものをやる時になって、西洋医学だけでは足りないのではないかと気がつきました」と統合医療の必要性を説いておられます。
  私は、現在、関節リウマチ用サプリメントを医療機関で使っていただけるように全国の病院を回っております。関節リウマチの分野でサプリメントを使った統合医療が普及し、その結果、患者さんのQOL(生活の質)の向上に寄与できればと思っております。
 
良いサプリメントとは?「安全性」「効果」「その客観的な評価」?(2006.5.25号掲載)

 健康食品と呼ばれていた時代から、サプリメントと呼ばれる時代になり、その売り上げ規模は、4倍以上になったと推測されます。(約2兆円という見方もあります)健康食品と呼ばれていた時代には、クロレラやローヤルゼリーといった健康を維持する目的のものが、訪問販売や通販などで多く売られていました。サプリメントと呼ばれるようになると、栄養を補助するビタミンや、ミネラルなどが主流になってきました。また、最近では元々体内にあった成分が、加齢により減少し、それを補給するものが出てきています。例えば、コエンザイムやグルコサミンなどがそうです。
  また、最近、サプリメントの市場拡大に大きな影響を与えているのは、特定保健用食品(特保と呼ばれています)と呼ばれるサプリメントです。特保は、国が定めたいろいろな実験(動物試験や臨床試験など)をして、安全性と効果の確認を行い、そのデータを国が認めたサプリメントと言えるでしょう。しかしながら、現在のところ、すべてのサプリメントがその対象にはなっておらず、「おなかの調子を整える」、「血圧が高めの方の食品」など、その対象は限定されています。法律では、「食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品」と規定されています。
  特保の出現により、ようやく国や医学界もサプリメントの効能、効果について評価し始めました。消費者も今まで、飲んでいても飲まなくても、効果がはっきりしないものから、明らかに効果を期待できるものへとシフトし始めています。また、中国製ダイエット食品による事故などにより、その安全性にも大きな関心が寄せられるようになって来ました。昨年からキノコ系のサプリメントにおいて、データ捏造事件や、中国製アガリクス成分のサプリメントの販売停止など、新聞紙上を賑わす事件が相次ぎ発生し、きのこ系サプリメントは大幅な販売減を強いられています。このことは今まで、ある意味、話題のある成分を含有する商品を作れば、苦労せずに売れていくというサプリメント業界の甘い体質があったことは否めません。今後、早いスピードで業界の整理が進むことが予想されますので、いずれは、粗悪なサプリメントは市場から締め出されることになるでしょう。しかし、まだ現在はサプリメントは玉石混合の状態です。最後に、その中から良いサプリメントを選ぶコツをお教えいたします。それは、「安全性」「効果」「その客観的な評価」です。
 

がんの補完代替医療とは(2006.3.23号掲載)

  先ほど、厚生労働省がん研究助成金「がんの代替療法の科学的検証と臨床応用に関する研究」班が編集し、日本補完代替医療学会が監修した「がんの補完代替医療ガイドブック」という冊子が発行されましたので、内容を簡単にご説明いたします。日本の現状として、我が国における補完代替医療の利用実態として、がん患者における代替療法利用者が44・6%であり、その内訳として健康食品やサプリメントを利用している割合が96・2%いると報告されています。しかしながら、「わが国においては、残念ながら補完代替医療に取り組む専門の政府機関がなく、この分野では欧米に比べ遅れています」と率直に政府の対応の遅れを認めています。
  世界の現状の説明では、まず米国では、政府が年間約115億円の予算を使い、補完代替医療の科学的検証を行なっており、ホワイトハウスにも補完代替医療政策委員会が設置されていること。英国においては、チャールズ皇太子の発案で、国家レベルでの補完代替医療の研究が現在進められており、1991年には英国保健省が「開業医は補完代替医療の治療家を自分のクリニックで雇用してもよい。その費用は、国の保健でまかなう」と決断を下したことから積極的に補完代替医療が臨床現場で利用されていることが報告されています。
  このような補完代替医療に関するガイドブックを、政府の関係団体が作ったのは初めてのことであり、その背景には、先ほど述べたように、海外に比べ、政府の対応が遅れていること、がん患者において約半数の患者が代替療法を実践していること、などが考えられます。また、昨年から続いている健康食品にかかわる法律違反や、健康被害なども背景にあると思われます。現在、国民の健康に対する関心の高さや、自然志向により、健康食品の市場は急拡大しています。しかしながら、健康食品の中には別に食べなくてもよいものや、場合によっては食べてはよくないものも存在します。このガイドブックでは、補完代替医療に対する心構えとして、「家族も含めて、利用しようとしている補完代替医療に関して広く情報を集め、その利用のメリットとデメリット、例えば科学的に有効性と安全性が確認されているかどうか、費用のことなどについてしっかりと検討する必要があります。その上で、その補完代替医療を自らの責任で選択する心構えが必要になります」と説明しています。

 
関節リウマチ患者用サプリメントに関する研究が
異業種交流成果優秀技術賞受賞
2006.2.23号掲載)

  年明け早々に嬉しいお知らせがきました。財団法人中小企業異業種交流財団から、イシダファーマ、アミノアップ化学、三重大学医学部内田教授の三者が共同開発した、関節リウマチ患者用サプリメントが、優秀技術賞に選定されました。今回の受賞は、三重県の企業としては初めての栄誉で、全国で優秀技術賞2点、優秀製品賞1点の3点が選ばれました。2月21日に東京において表彰式があり、不肖私が代表して賞を受けることになっています。審査は一次、二次とあり、「開発成果の優位性」「開発成果の市場性」「今後の事業推進計画」が審査されました。
  関節リウマチ患者用サプリメントは、関節リウマチの治療を補助する食品として開発され、薬剤の減量そして薬剤の副作用の低減が大きなテーマとなっていました。関節リウマチの治療は、まだ原因がはっきりと分からないために、薬剤を使った対症療法が多く行なわれています。治療技術の進歩や、新しい医薬品の開発などにより、以前に比べると治療成績はずいぶん良くなっているように思われます。しかしながら、関節の変形や痛み、腫れなどが長期間続くために、どうしても鎮痛剤やステロイド剤を多用する傾向にあります。そのため、どうしても他の疾病に比較して薬剤の副作用が多く出る傾向にあります。
  関節リウマチ患者用サプリメントは、通常の治療と併用する形で始めます。サプリメントの効果が出てくれば、主治医の判断で、消炎鎮痛剤や、ステロイド剤などの薬剤を減量することが可能になります。岐阜市のN整形外科病院においては、新しい治療薬の投薬前にサプリメントを投与するという試みがすでに開始されています。
  これからの新しい治療の考え方に、患者のQOLの尊重ということが言われ始めています。これは、患者側に立った治療を行い、副作用が少なく、痛みなどがあまり伴わない治療をすることを意味します。私どもは、今回の受賞を機に、関節リウマチの治療の選択肢の一つとして医療機関での普及を促進したいと考えております。そうすることが、関節リウマチ患者の方のQOLの向上に寄与できると確信しております。
 
関節リウマチにおけるサプリメント併用療法(2006.1.26号掲載

  2006年も皆様方におかれましては良い年になることを祈念しております。私の方は、年初から、東京、札幌、そして東京、福岡と関節リウマチ用サプリメントの普及を図るために飛び歩いております。 日からは東京で開催されるベンチャーフェアJAPAN2006に出展いたしました。今回、三重県からは2つの企業が出展することになっており、大変光栄なことだと感謝しております。2002年にも変形性関節症用のサプリメントで出させていただいており、今回で二回目の出展となります。このベンチャーフェアは独立行政法人中小企業整備機構が主催し、経済産業省中小企業庁などが後援している日本最大級のベンチャー企業の展示会です。毎年3万人くらいの来場者があります。
  このベンチャーフェアへの出展には厳密な書類選考があり、その商品の新規性、公共性、事業計画などが細かく審査されます。今回私どもが出展する商品は、関節リウマチ用サプリメントで、この商品の一番大きな特徴は、国内で初めてサプリメントでありながら国立大学医学部付属病院で医薬品並みの臨床試験を実施し、その安全性と効果の確認をしていることです。また、この商品の普及のために、医療機関のドクターの賛同を得て患者さんが使用するという新しいサプリメントの普及方法を実施していることが高く評価されたと思っております。
  昨年、サプリメント業界には大きな激震が走りました。それは、アガリクスやメシマコブといったキノコを主成分としたサプリメントを売るために、うその体験談を載せた本を出版し、商品を買わせたとして、史輝出版の社長などが捕まった事件です。この事件の影響で、きのこを主成分とするサプリメントの売り上げは激減しています。確かに、この事件が起こる前には、毎日と言ってよいほど新聞の本の広告には「がんが消えた」「がんが治った」という活字が躍っていました。くれぐれも皆様方におかれましては、このような誇大な表現には惑わされないようにお気をお付けください。しかし、きのこを主成分としたサプリメントが全て悪いということではありません。中にはAHCCのように国内外で数多くの臨床試験を実施し、実際に医療現場で使われているサプリメントも存在します。